疲労回復食材の代表「にんにく」
にんにく注射があるほど、にんにくに含まれるアイリン(アリシリン)は疲労回復効果があります。
しかし毎日食べて危険ではなのか?
体に悪くないのかなど心配になってしまいますよね。
食べ過ぎてしまうと、血圧が下がったり発熱する場合もあるそうです。
効果を上手に取り入れる為の、にんにくのメリットとデメリットをご紹介します。
にんにくは毎日食べると危険?発熱や下痢の原因に
にんにくは食べすぎてしまうと体調を崩し、発熱や下痢、嘔吐といった症状が出てしまうので注意が必要です。
- 疲労回復
- 生活習慣病の予防
- 血液サラサラ
- 殺菌作用が強い
- 胃の粘膜や胃壁を荒らす
- 腸内の善玉菌まで殺してしまい腸内環境が逆に悪くなる
にんにくには血圧が下がる食べ方もある
にんにくは「食べる降圧剤」と言われるほど、血圧を下げる効果もあります。
にんにくは、適量を食事に取り入れることで血圧を下げることもできる健康フードです。
食べ過ぎはどのくらい?
上限に関する制限はないですが、体へ悪影響を及ぼしてしまう危険性もあります。
10片以上食べてしまうのは、過剰摂取になってしまうので多くとも10片以内にしましょう。
また、疲れているからといってたくさん食べるのではなく、疲れている時は内臓も疲れていることが多いのでその日の体調に合わせて食べてください。
適量や食べ方
体の大きさなどにもより適量は異なりますが、加熱した場合の目安は一日4片程度です。
特に小さい子供やにんにくを食べ慣れていない方は2片程度に留めておくことで、体調不良を防ぐことができます。
アイリンが多く含まれるにんにくは刻んだり、潰したりすることでアリシリンに変わり、体への刺激が軽減されます。
特にホイル焼きのような丸ごと調理する食べ方の場合は、アイリンのまま身体に吸収されてしまいます。
血管が拡張されてしまい、発熱や急激な血圧低下・貧血・めまいなどを引き起こしてしまう危険性もあるので注意しましょう。
食べすぎてしまった時の対処法
美味しくてつい食べ過ぎてしまった!
そんな時の対処方法は
アリシリンは水溶性成分なので、水分をたくさん摂ることで体から排出しやすくなります。にんにくを食べ過ぎた際は胃腸が弱っていることが多いので、白湯にすると良いでしょう。
また、にんにくにより減少してしまった善玉菌を多く摂るために乳酸菌を含む、ヨーグルトや納豆・味噌などの発酵食品を摂ることも心掛けましょう。
にんにくを毎日食べてる人の体臭や肌ってどうなるの?
にんにくはアンチエイジングに効果的な抗酸化作用がとても高い食材です。
抗酸化作用は、体内にできてしまう活性酸素を除去する作用があります。
また、副作用として発熱が挙げられるほど血行促進や血液をサラサラにする効果もあるので、血行不良に悩まされている方にもオススメです。
体に良いとはいえ、毎日食べると口臭や体臭に影響はないの?
お酒を飲んでなかなか抜けない人と抜けやすい人がいるように、にんにくについても同じです。
個人により代謝スピードは異なりますが、食前後でしっかりケアすることで匂いを防ぐことができます。
にんにくの匂い成分は前述したように水溶性なので、食する際は水分をしっかり摂ることを心掛けましょう。
その他にも、チーズやチョコレート・りんごなどを合わるなど食べ方を工夫することで体内からの排出を促すことができます。
ここで一つ注意すべきは、
食べたものは体臭として汗などと一緒に排出されるので、にんにくを食べた次の日は汗のケアにも気を配りましょう。
余談ですが、オナラが増えてしまう飲み物もあります。
それは「豆乳」です。
お腹がハリやすくなるので、飲む量は知っておくと良いですよ。
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ニンニクの芽は体に悪いの?
じゃがいもの芽には毒性があるので食べない方が良いと言われていますが、ニンニクの芽はどうでしょうか。
ニンニクの芽には、毒性がないので安心して食べられます。
むしろにんにくの鱗片から生えた芽は栄養価が高いので食べた方が良いとも言えます。
匂いが気になる方は、にんにくより匂いも少ないので、ニンニクの芽を活用すると良いでしょう。
にんにくは毎日食べると危険なのか調べたまとめ
にんにくを毎日食べることは、適量を守ことで危険ではないと言えます。
にんにくを料理に上手に活かすことで、疲労回復、抗酸化作用、血液サラサラなどの健康にも美容にもメリットがたくさんあります。
何事も過剰摂取は危険ですので、食べ方を工夫して適量を食べることを心掛けてください。