ディズニー映画のCGはいつから始まったのでしょうか。
ディズニーのCG映画の歴史や、口コミなどを調べてみました。
ディズニー映画のフルCG最初の作品は1996年公開の「トイ・ストーリー」
これはピクサーとディズニーの共同制作です。
ディズニー単独のフルCG映画は2005年公開の「チキン・リトル」
CGが気持ち悪い・嫌いという声がある理由はさまざま。
ディズニーのCG映画を見慣れていない、動きが不自然で気持ち悪いなどの理由があるようです。
今回は、人気のディズニーCGアニメ映画歴代と興行収入一覧をご紹介します。
また、なぜCGは気持ち悪い、嫌いという口コミもあるのかも調べてみました。
ディズニーのCGアニメ映画はいつから?最初はどの作品?
ディズニーのCGアニメ映画はいつから始まったのでしょうか。
ディズニー映画のフルCG最初の作品は、1996年公開の「トイ・ストーリー」です。
これは、ディズニーとピクサーが共同制作したもの。
ディズニー単独では、2005年公開の「チキン・リトル」が最初のフルCG映画です。
さらにその少し前、2000年公開の「ダイナソー」
この映画でディズニーは、初のCG導入を試みています。
「ダイナソー」はCGと実写の組み合わせでした。
なので、ディズニー最初のCG映画といえば、ピクサーとの共同制作「トイ・ストーリー」
ディズニー単独では「チキン・リトル」となるようです。
ディズニー単独で制作したり、ピクサーと共同で制作したり。
いろいろな挑戦があるのですね。
実は美女と野獣にもCGが使われていた
1992年公開のディズニー長編アニメ映画「美女と野獣」にも、一部にCGが使用されています。
当時では画期的な最先端の技術だったそうです。
ほとんどがセル画アニメで作られているのですが、2シーンにのみCGとセル画が融合しています。
- 食器たちの「ひとりぼっちの晩餐会」のシーン
- ダンスホールでのベルとビーストの舞踏シーン
どちらも作品を代表する印象深い名シーンですよね。
CGを取り入れることで食器たちをたくさん複製できたり、ダンスホールの奥行きをこれまで以上に表現できるようになったそうです。
この映画での成功が、フルCG映画への挑戦が本格化したきっかけになったのは間違いです。
ディズニーCGアニメ映画歴代一覧
ディズニーの歴代CGアニメ映画一覧をご紹介します。
ここではディズニーとピクサーの人気作品を並べてみました。
- 1996年:トイ・ストーリー
- 1999年:バグズ・ライフ
- 1999年:トイ・ストーリー2
- 2000年:ダイナソー ※CGと実写の組み合わせ
- 2002年:モンスターズ・インク
- 2003年:ファインディング・ニモ
- 2004年:Mr.インクレディブル
- 2005年:チキン・リトル
- 2006年:カーズ
- 2007年:レミーのおいしいレストラン
- 2007年:ルイスと未来泥棒
- 2008年:ウォーリー
- 2009年:ボルト
- 2009年:カールじいさんの空飛ぶ家
- 2010年:トイ・ストーリー3
- 2011年:塔の上のラプンツェル
- 2011年:カーズ2
- 2012年:メリダとおそろしの森
- 2013年:シュガー・ラッシュ
- 2013年:モンスターズ・ユニバーシティ
- 2014年:アナと雪の女王
- 2014年:ベイマックス
- 2015年:インサイド・ヘッド
- 2016年:アーロと少年
- 2016年:ズートピア
- 2016年:ファインディング・ドリー
- 2017年:モアナと伝説の海
- 2017年:カーズ/クロスロード
- 2018年:リメンバー・ミー
- 2018年:インクレディブル・ファミリー
- 2018年:シュガー・ラッシュ:オンライン
- 2019年:トイ・ストーリー4
- 2019年:アナと雪の女王2
- 2020年:2分の1の魔法
- 2020年:ソウルフル・ワールド
- 2021年:ラーヤと龍の王国
- 2021年:あの夏のルカ
- 2021年:ミラベルと魔法だらけの家
(※日本公開年で記載しています)
その他に、他社製作の「シュレック」などもあります。
一部CGが取り入れられている「ナイトメア」も人気作品ですよね。
ディズニーのCG映画はたくさんありますね。
ディズニーCGアニメを制作するピクサー歴代興行収入ランキング
ディズニー映画でも特にファンが多いピクサーの作品。
その歴代作品を、興行収入が多い順に並べてみました。
- 1位:2003年/ファインディング・ニモ/110.9億円
- 2位:2010年/トイ・ストーリー3/108.0億円
- 3位:2019年/トイ・ストーリー4/100.7億円
- 4位:2002年/モンスターズ・インク/93.7億円
- 5位:2013年/モンスターズ・ユニバーシティ/89.6億円
- 6位:2016年/ファインディング・ドリー/68.3億円
- 7位:2004年/Mr.インクレディブル/52.6億円
- 8位:2018年/リメンバー・ミー/50.0億円
- 9位:2009年/カールじいさんの空飛ぶ家/50.0億円
- 10位:2018年/インクレディブル・ファミリー/49.0億円
- 11位:2015年/インサイド・ヘッド/40.4億円
- 12位:2008年/ウォーリー/40.0億円
- 13位:2007年/レミーのおいしいレストラン/39.0億円
- 14位:1999年/トイ・ストーリー2/34.5億円
- 15位:2011年/カーズ2/30.1億円
- 16位:2006年/カーズ/22.3億円
- 17位:2017年/カーズ/クロスロード/18.0億円
- 18位:2016年/アーロと少年/17.0億円
- 19位:1996年/トイ・ストーリー/15.0億円
- 20位:1999年/バグズ・ライフ/11.5億円
- 21位:2012年/メリダとおそろしの森/9.5億円
(※注1日本公開年で記載 ※注2推定興行収入を含みます)
また、2020年以降のピクサーCG映画はこちら。
- 2020年 2分の1の魔法
- 2021年 ソウルフル・ワールド
- 2021年 あの夏のルカ
この時期の作品は、コロナの影響により公開延期になったり、Disney+での配信公開など新しい試みもあった作品です。
ディズニーに詳しくない人でも、名前を聞いたことがある作品もありそうですね。
東京ディズニーランドや東京ディズニーシーの人気アトラクションになっているものも。
どの映画も、色あざやかで美しい映像が魅力的です。
子どもから大人まで幅広い世代に愛されている作品が多いですね。
ディズニーのCGアニメ映画に興味はあるけれど、見たことがない人。
そして食わず嫌いでCG映画を見たことがない人にもぜひ見てみてほしいです。
ディズニーCGは気持ち悪い・嫌いという口コミと理由は?
ディズニーアニメやディズニー映画のCGが気持ち悪い、嫌いと言われるのはなぜでしょうか。
口コミでその理由を見てみました。
他にも、アニメーションを作る過程の技術が昔とは違っていたり、制作を担当する責任者が変わると作風にも少し影響が出たりなど。
専門的な理由の口コミもあるようですね。
わたしもディズニー映画の大ファンです。
もちろんCG映画も大好き。
たしかに初めは、口コミのようにCG映画に違和感がありました。
ですが、見慣れてくるとそれも個性的に見えてくるようになりました。
従来のディズニー映画の大ファンだからこそ、CG作品は嫌いという方もいるように思います。
CG作品も、その他の作品もストーリーが魅力的。
ディズニーらしさを裏切らない感動がぎゅっと詰まっているなと思います。
まとめ
今回は、ディズニーのCGアニメ映画がいつから始まったのか。
どんな人気作があるのか。
そして嫌い・気持ち悪いと言われる口コミがある理由を調べてみました。
ディズニーの従来の作品はとても魅力的で、色あせない作品が多いですよね。
その中で新しく登場したCG映画に違和感を持つ気持ちも分かります。
ディズニー映画はたくさんあります。
好みの映画を楽しみつつ、ディズニーのCG映画も楽しんでいきたいですね。