雑記

秋の七草粥はいつ食べるの?名前や花の意味・種類の覚え方を紹介/由来は万葉集でなぜ桔梗が含まれているのかや花言葉も調べてみた

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春の七草は有名ですが、秋の七草があることをご存じでしょうか?

春の七草は、正月明けの1月7日に七草粥を食べますが、秋の七草にもお粥を食べるのか気になりますよね。

実は、秋の七草にはお粥を食べる風習はないそうです。

秋の花を鑑賞し、季節を感じとった万葉集の歌に由来するようですよ。

今回は秋の七草の花の種類や名前・花の意味と覚え方などをご紹介します。

秋の七草粥はいつ食べるの?と考える人は意外と多い

秋の七草とは、生える草花で鑑賞するためのものとなります。

ですので、春の七草違い食用ではないので七草粥にして食べることはないそうです。

旧暦では7月~9月が秋とされていたので、今の暦から考えると9月~11月の鑑賞できる草花です。

  1. 萩(はぎ)
  2. 尾花(おばな)
  3. 葛(くず)
  4. 撫子(なでしこ)
  5. 女郎花(おみなえし)
  6. 藤袴(ふじばかま)
  7. 桔梗(ききょう)

秋の七草の名前や花の意味は?

萩(はぎ)

秋の七草、由来、万葉集、なぜ桔梗、花言葉、古今和歌集、古典、秋の七草粥、いつ食べる、名前、花の意味、種類、覚え方秋には葉を落として、春にはまた芽を出します。根っこの部分には咳止めや胃の痛みを緩和してくれる効能があるようです。

花言葉は、思案、内気、柔軟な精神などがあります。

薄(すすき、おばな)

秋の七草、由来、万葉集、なぜ桔梗、花言葉、古今和歌集、古典、秋の七草粥、いつ食べる、名前、花の意味、種類、覚え方すくすくと立つ木という意味合いがあるようです。

穂がふさふさと揺れている姿から、動物の尻尾を連想させたので、おばなと呼ばれるようになり、その後は草が生い茂っている様子からすすきとなったそうです。

また根っこや茎の部分には利尿作用があります。

花言葉は、生命力、活力、心が通じるなどがあります。

葛(くず)

秋の七草、由来、万葉集、なぜ桔梗、花言葉、古今和歌集、古典、秋の七草粥、いつ食べる、名前、花の意味、種類、覚え方根っこから採取出来るデンプンは和菓子にもよく使用される葛粉となります。

昔から漢方薬などとしても活躍していたようです。

花言葉は、治療、芯の強さ、恋のため息などです。

撫子(なでしこ)

秋の七草、由来、万葉集、なぜ桔梗、花言葉、古今和歌集、古典、秋の七草粥、いつ食べる、名前、花の意味、種類、覚え方花が咲く姿が「撫でたいほど可愛い子」に例えられています。

日本女性の麗しさを表現する、大和撫子という言葉の由来にもなっている花です。

花言葉は、純愛、大胆、いつも愛してなどがあります。

女郎花(おみなえし)

秋の七草、由来、万葉集、なぜ桔梗、花言葉、古今和歌集、古典、秋の七草粥、いつ食べる、名前、花の意味、種類、覚え方花の佇まいが女性を圧倒するほど美しいとされている花です。

菜の花ような黄色い花を咲かせ、まさに観賞用にぴったりの花と言えます。

この花にはいくつか種類があり、白い花は男郎花(おとこえし)と呼ばれているようです。

花言葉は、美人、儚い恋、親切などがあります。

藤袴(ふじばかま)

秋の七草、由来、万葉集、なぜ桔梗、花言葉、古今和歌集、古典、秋の七草粥、いつ食べる、名前、花の意味、種類、覚え方花の形が袴を連想させることから、名付けられた花です。

香りの強さがかなりあることから、昔の人々はお風呂に入れたり、衣服につけたりと、香水のように使用していたようです。

しかし全員というわけではなく、このような使い方をしていたのは貴族だけだったようですね。

花言葉は、遅れ、ためらい、優しい思い出などが挙げられます。

桔梗(ききょう)

秋の七草、由来、万葉集、なぜ桔梗、花言葉、古今和歌集、古典、秋の七草粥、いつ食べる、名前、花の意味、種類、覚え方五角形の青紫色をした美しい見た目をしています。

夏の着物や浴衣にも多く描かれています。

根っこを煎じて飲むと、咳や喉の痛みに効果があるようです。

花言葉は、清楚、誠実、変わらぬ愛などがあります。

秋の七草の覚え方

これらの秋の七草の覚え方もご紹介していきます。

最も有名なものは、語呂合わせによる覚え方です。

「おすきなふくは?」…女郎花、すすき、桔梗、撫子、藤袴、葛

「ハスキーなお袋」…萩、すすき、桔梗、撫子、女郎花、藤袴、葛

語呂合わせなら、順番も覚えやすそうですね。

秋の七草の由来は万葉集や古典から?

秋の七草は万葉集で読まれた歌が由来だと言われています。

山上憶良という人が書いた2首の歌がもととなっているようです。

「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花」

「萩の花 尾花葛花 なでしこの花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」

実はこの中には、七草の1つである「桔梗」という文字が含まれていません。

しかし、秋の七草としては桔梗が数えられているのには、古今和歌集が関係しています。

秋の七草と古今和歌集の関係

秋の七草の由来は万葉集ですが、桔梗の謎は、古今和歌集にあります。

秋の七草全体を表現していた万葉集に対して

古今和歌集には、花の1つ1つについての歌われています。

「名に愛でて 折れるばかりぞ 女郎花 我おちにきと 人にかたるな」

「秋の野の 草のたもとか 花すすき 穂にいでてまねく 袖と見ゆらむ」

「我のみや あはれとおもは むきりぎりす なく夕かげの 大和撫子

「なに人か きてぬきかけし 藤袴 くる秋ごとに のべをにほはす」

「ちはやふる 神のいがきに はふも 秋にはあへず うつろひにけり」

「夜をさむみ 衣かりがね なくなへに のしたはも うつろひにけり」

歌それぞれには、秋の七草の名前が必ずありますが、この中にも桔梗が見当たりません。

桔梗は物名歌という分類の歌で詠まれており、そう簡単に見つけられない仕組みになっているんです。

「秋ちかう のはなりにけり 白露の おける草葉も 色かはりゆく」

こちらが桔梗を詠んでいる歌とされていますが、やはり一見してみても桔梗という文字はありません。

この物名歌というのは、歌の中にある単語を読み込むという技法がとられています。

「あきちかう のはなりにけり しらつゆの おけるくさはも いろかはりゆく」

よく見てみると歌の中に「きちかうのはな」という文字が見えてくるかと思います。

「桔梗の花」と書いて(きちかうのはな)とも読むそうです。

そう、これが桔梗を表現している言葉なのです!

昔の人々の巧みな技術で表現する力は、本当に目を見張りますね。

秋の七草に桔梗はなぜ入ったのか?

古今和歌集では、きちかうのはなと書いて桔梗が表現されていましたが、万葉集の山上憶良の歌に桔梗という文字はありませんでした。

では、もう1度山上憶良の歌を見てみましょう。

「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花」

「萩の花 尾花葛花 なでしこの花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」

2つ目にある「朝貌の花」という単語、現代人だとアサガオを思い浮かべる方が多いかと思いますが、実は違っています。

万葉集が作られた時代、まだ日本にはアサガオは日本にありませんでした。

この朝貌は桔梗ではないか、と推測されています。

昼顔やムクゲではないかという意見もありますが、やはり最も有力とされているのは桔梗のようです。

桔梗は6月下旬に見頃を迎えますが、一体なぜ秋の七草に入っているのでしょうか?

こちらの理由についてもご説明していきます!

桔梗の根っこには、咳や痛みを抑え、解熱作用があることから、冬の風の治療にはかかせないものとも言われていたようでした。

根っこは、地上の部分が役目を終えた後の秋から冬にかけて掘り出していたとのこと。

秋の七草は鑑賞用だけでなく、民間薬や漢方薬としての役割もあります。

このことから、桔梗が秋の七草の仲間入りをした理由が読み取れますね!

秋の七草の花言葉

最後に秋の七草の花言葉についてご紹介していきます。

・萩…思案、内気、想い、前向きな恋、柔軟な精神

・薄(すすき、おばな)…勢力、生命力、活力、隠退、悔いなき青春、心が通じる

・葛(くず)…治療、活力、根気、努力、芯の強さ、恋のため息

・撫子…純愛、無邪気、思慕、貞節、才能、大胆、いつも愛して

・女郎花(おみなえし)…美人、親切、はかない恋、心づくし、約束を守る

・藤袴(ふじばかま)…遅延、躊躇、思いやり、あの日を思い出す、優しい思い出

・桔梗…清楚、気品、誠実、従順、変わらぬ愛、優しい温かさ

秋になったら、これらを鑑賞して心を落ち着かせるというのも、今の人々に必要なことかもしれませんね。

花言葉はお花を送る時にも気になりますし、お部屋に飾るときも運気を取り入れたい時など参考になりますよね。

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季節の花は、その時期に最も生命のパワーが強くなるそうなので、身近に感じたいものですね。

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