日本の重量挙げ選手として活躍している、八木かなえさん。
東京五輪もあり、さらに注目が高まっていますよね。
学生時代から、かわいいルックスと、身体能力の高さで有名でした。
今回は八木かなえさんの高校や大学時代、学歴についてご紹介します。
八木かなえの学歴/中学・高校時代
八木かなえさんの学歴はこちらです。
- 2005年:神戸市立押部谷小学校卒業
- 2008年:神戸市立押部谷中学校卒業
- 2011年:兵庫県立須磨友が丘高等学校卒業
- 2015年:金沢学院大学卒業
八木かなえさんは、兵庫県神戸市出身です。
5歳から器械体操をはじめ「神戸ジュニア体操クラブ」に所属していました。
この頃から、既に身体能力を発揮していたそうです。
中学校は、地元の押部谷中学校に進学しています。
器械体操を続け、全国大会にも出場するほどだったそうです。
中学2年生では、全日本ジュニア選手権2部に出場しました。
高校生も参加する中、跳馬で3位、個人総合で7位に入賞しています。
ですが、中学2年生の冬、跳馬の練習中に指を骨折したそうです。
この怪我かきっかけで意欲を失い、一時、体操をやめてしまいました。
そして、高校に入学するタイミングで、重量挙げに出会います。
高校1年生から社会人まで指導を続けた、横山信仁コーチはこう振り返ります。
「八木は中学3年生の時、高校の学校説明会に来てましてね。その時、重量挙げを見学して“私はこれをやるんや”と一目惚れしたんだそうです。入部後、彼女の脚力と体幹には天性の強さがあることが分かり、思わず“お前をチャンピオンにしてやるぞ”って言ったのを覚えています」
引用元:2016年8月4日 週刊新潮
こうして、高校は部活動が盛んな、須磨友が丘高等学校に進学しました。
重量挙げに転向してまもなく、次々と結果を出しはじめます。
全国高校女子選手権53kg級、アジアユースの53kg級で、なんと優勝。
全国高校女子選手権53kg級は、3年連続で優勝し、3連覇を果たしました。
日本高校新記録を8年ぶりに更新するなど、高校時代から物凄い活躍ですね。
この頃から美人アスリートとして注目され、メディアなどで取り上げられました。
かわいいルックスと、高い身体能力のギャップに、ファンも急増しました。
高校時代は遠征や試合など、重量挙げ中心の生活だったそうです。
そのため、文化祭には一度も参加できなかったとのこと。
ですが、重量挙げは練習するほど結果が出て、楽しいと言っていたそうです。
八木かなえの学歴/大学時代
大学は重量挙げで有名な、金沢学院大学に進学しました。
金沢学院大学を選んだ理由として、上を目指すなら強豪校がよかったとのこと。
高校時代の恩師が、金沢学院大学のコーチになったことも理由の1つだったそうです。
大学進学後、全日本女子学生選手権53kg級で、なんと優勝。
大学進学後はじめての公式戦で、大会新記録を樹立したのです。
高校時代から美人アスリートと注目されてきた、八木かなえさん。
この頃から、五輪候補と言われることがプレッシャーだったそうです。
大学1年生の頃には、「そもそも出ることが目標ではなかった」と話しています。
2012年全日本選手権53kg級で初優勝すると、ロンドン五輪の代表に選ばれました。
ですが、ロンドン五輪では、女子53kg級で13位という結果で終わりました。
初めてのオリンピックということもあり、会場の空気にのまれてしまったそうです。
会場中の視線が、全て自分に向けられているような緊張だったのだとか。
そして、その後は学業と重量挙げを両立させ、金沢学院大学を卒業しました。
卒業後はALSOKに入社し、重量挙げを続けています。
2016年リオデジャネイロ五輪では、6位入賞しました。
まもなく東京五輪ですが、3度目の正直で結果を出したいと話しているそうです。