2021年7月4日放送の「週刊さんまとマツコ」でも注目された、未来を予知している漫画「私が見た未来」の話が取り上げられました。
2021年以降にまだ予言されて起こってない中に、2021年8月20日に富士山が噴火するかもしれない予言が含まれているので、再注目されているんです。
他にも関東大震災、南海トラフの大津波など、まだ的中していない予言内容があります。
過去にダイアナ妃の死や、阪神大震災、東日本大震災などを的中させている「私が見た未来」とは、どんな漫画なのか、予言内容についてご紹介します。ネタバレ注意ですよ!
「私が見た未来」とは?
『私が見た未来』とは、たつき諒 先生(漫画のペンネームは竜樹諒)によるコミックです。

1999年に朝日ソノラマより出版され、現在は絶版となっています。
全8話の構成の単行本で、1〜7話はたつき諒先生の知人の体験した怖い話。
8話が、たつき諒が見た予知夢の話になっています。
漫画の表紙には、メモが数枚描かれています。
このメモに書かれていることが、予言となっているのです。
たつき諒さんは、ある日突然予知夢を見るようになったそうです。
それが、表紙のメモにある1985年〜1999年です。
この期間に予知夢を見て、漫画のネタになると思い、メモを書き溜めていたそうです。
しかし、人が亡くなる夢ばかり見るので、怖くなってしまい、2000年に漫画家を引退されてからは、予知夢を見なくなったそうです。
霊感などは、今まで感じたことがなかったそうです。
ネタバレ注意「私が見た未来」の予言内容・予知が当たったもの
予言一覧
- フレディ・マーキュリーの死
- ダイアナ妃の死
- 尾崎豊の死
- 阪神・淡路大震災
- 東日本大震災
- 新型コロナウイルスの到来
「大災害は2011年3月」2011年3月の東日本大震災
「大災害は2011年3月」と書かれたメモです。

- 大災害は2011年3月で東日本のどこかという文字のイメージ
- 顔を怪我した自分
が夢の中で見えたそうです。
夢を見た日 | 1996年3月11日 |
東日本大震災 | 2011年3月11日 |
予知夢を見てから15年後の、同じ日付に大震災が怒ったのです。
たつき諒先生の予言を研究している人や、本人に成りすまして掲示板に書き込みをした人などがいるのですが、この方達の見解では、災害系は『+15の法則』があるそうです。
15日後や、15年後などの誤差があるというのです。
まさに、15年後ですよね。
「ヒビの入った大地」1995年1月17日阪神・淡路大震災
「1995年1月2日に見た夢 荒れてヒビの入った大地」

- 15日後か15年後に神戸にひび割れた大地の映像
- 15日後か15年後に神戸にひび割れた大地の文字
が見えたそうです。
この話を信じて、20人の人が神戸から避難をして助かったと言われています。
予知夢を見た日 | 1995年1月2日 |
阪神・淡路大震災 | 1995年1月17日 |
何と、予知夢を見てから15日後でした。
予知夢の中でも15日となっていますし、15の法則に当てはまります。
「ダイアナ?」1997年8月31日ダイアナ妃の死
世界的スターの死についても「私が見た未来」では予言されています。
1992年8月31日に予知夢を見たとメモに書かれています。
「DAIANA」「ダイアナ?」と書かれています。
- 「ダイアナ?んだ」という文字が夢の中で浮かんだ
予知夢を見てから5年後に、元イギリス王妃のダイアナがパパラッチに追われて交通事故で亡くなりました。
予知夢を見た日 | 1992年8月31日 |
ダイアナ妃の死 | 1997年8月31日 |
8月31日と、日付が同じですね。
「ロック」1992年4月25日尾崎豊の死
メモに「ロック」を書かれているように見えます。

- 日本の人気ロック歌手が若くして亡くなる
という夢を見たそうです。
予知夢を見てから10年後の、同じ4月25日に尾崎豊さんが26日に亡くなっています。
予知夢を見た日 | 1982年4月25日 |
尾崎豊が亡くなった日 | 1992年4月25日 |
フレディーマーキュリーの死
映画「ボヘミアン・ラプソディ」でも脚光を浴びた、イギリスのロックバンド『Queen』のボーカル、フレディーマーキュリーの死の予知夢を2回見たそうです。
- 1回目:フレディファンの友人とテレビでフレディが流行病で亡くなったニュースを見ている夢
- 2回目:フレディの生涯が映画化になった夢
1回目の予知夢を見た日 | 1976年11月24日 |
2回目の予知夢を見た日 | 1986年11月28日 |
フレディマーキュリーが亡くなった日 | 1991年11月24日 |
1回目の予知夢を見てから、15年後の11月24日にHIV感染による肺炎で45歳で亡くなりました。
2回目の予知夢を見てから、32年後の2018年11月に、フレディマーキュリーの生涯を映画化した『ボヘミアン・ラプソディ』が公開されています。
「2020年未知のウイルス」新型コロナウイルス
1995年に見た予知夢では、ウイルスの万円を予言していました。
- 2020年頃、未知のウイルスが現れ4月頃をピークに消える
- 10年後また現れる
予知夢を見た日 | 1995年(日付は不明) |
新型コロナが日本で話題 | 2020年2月〜 |
新型コロナウイルスが日本で話題になったのが、横浜港にクルーズ船が停滞した2020年2月です。
クルーズ船ダイアモンドプリンセス号は、2020年1月20日に横浜港を出港し、1月25日に香港で下船した乗客が、新型コロナウイルスであったことが判明。
帰港した2020年2月3より14日間、横浜港に停泊し、新型コロナウイルスの存在が日本に知られるようになったのです。
そこから全国へ蔓延し、2020年4月に最初の緊急事態宣言が発令されました。
予言では、4月にピークが去るとのことだったので、たつき諒先生が自ら予言が外れたお詫びを発表しました。
それだけ予知夢で見た内容は、本当であるという気持ちと世に発表している責任の現れなのではと感じます。
ただ、「4月」というキーワードもそうですし、10年後の2030年に再びコロナの脅威がやってくるのかと思うと、事前に予防したいものですね。
ネタバレ注意「私が見た未来」の予言内容・予知がまだ現実になっていないもの
予言が本当に的中しているとするならば、これからの未来に起こるとされている予知が気になりますよね。
現実になったら、本当に怖い予言内容ばかりです。
まだ的中していない予言一覧
- 富士山の噴火
- 神奈川県へ大津波
- 自分の死
「富士山の噴火」
メモのイラストには、はっきり「富士山」と書かれて、噴火しています。

1991年8月20日に見た夢
絵ハガキみたいなきれいな富士山
すごく急いで雲がぐるぐる廻りながら吹きだした
雲がぶわーと吹き出してきたかと思ったら
富士山が噴火した
ものすごい音
予知夢を見た日 | 1991年8月20日 |
災害の15の法則(15年後) | 2006年 |
災害の15の法則(30年後) | 2021年 |
災害の15の法則(45年後) | 2036年 |
災害の15の法則(60年後) | 2051年 |
2021年の8月に噴火をするのか、とっても怖いですよね。
もししなくても、2036年にも警戒が必要です。
一部では、たつき諒先生が生きていらっしゃる間に、全ての予知夢が現実になるのではと言っている人もいるようです。
たつき諒先生は1975年に漫画家デビューをしています。
2021年で、デビューしてから46年が経っています。
公式に年齢は公表されていませんが、同じ年に漫画家デビューをした『ガラスの仮面』の作者の美内すずえ先生が、1951年生まれで当時16歳でした。
同じ16歳デビューだったとしても、2021年時点で62歳です。
たつき諒先生が100歳まで長生きしたとして、富士山の噴火は2021年8月〜2051年8月の間に起こるの可能性があるということですね。
(もっと長生きされることも、十分考えられます)
「南海トラフ」or「関東大震災」
たつき諒先生は、神奈川県の横須賀市に住んでいると言われています。
1996年から1999年の6月〜9月の間に、何度も神奈川県が大津波が来る夢を見たそうです。
- 神奈川県の某所
- 異常な引き潮を目撃
- 爆音と共に大きな波が襲いたつき諒先生が飲み込まれる
- 気がつき、どこかの部屋で時計を見ると5時で止まっていた(午前と午後は不明)
- 街が一変している景色
- 歩道橋があり行ってみると、先がなかった
- 海が見え、大きな船が2隻停滞
- 1隻はボロボロ
- 夢で地震は出てきていない
予知夢を見た日 | 1996年から1999年の6月〜9月 |
南海トラフ大字地震の発生率 | 2021年4月から30年以内に70〜80% |
予知夢から15の法則(1999年から15年後) | 2014年 |
予知夢から15の法則(30年後) | 2029年 |
国の地震調査委員会の研究によりますと、南海トラフでマグニチュード8~9の巨大地震が今後30年で起きる確率は、70~80%とされております。
平均発生間隔が88.2年というデータもあることから、いつ発生してもおかしくない状況と言えます。【引用】https://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/rs_kaiko/k_nankai/
2021年4月に、国の地震調査委員会が、30年以内に大地震が起こると正式に発表しています。
また、津波という事から地震が予想されていますが、大正12年に発生した「関東大震災」の可能性もあると言われています。
関東大震災は相模トラフが引き金になるとされているようで、200年周期という説があります。
地震による神奈川への津波だとしたら、南海トラフによる巨大地震の可能性が考えられるとされています。
しかし、同じ予言で注目を集めている「イルミナティカード」と関連づける予想もあります。
「イルミナティカード」では、横浜らしき場所が放射能の被害に遭っているカードが話題になっています。
赤レンガ倉庫の赤レンガを想像させる崩れた壁に、人の焼けた後。
つまり、原爆などを連想…
あったこれだイルミナティカード横浜
「横浜壊滅」「きのこ雲」「ハザード」「壁に焼け付く影(つまりそれほどの高熱高濃度の放射能)」……etc pic.twitter.com/lttquC0vXA— ぼんど (@bonds39320) December 11, 2020
横浜のシンボルでもある、半月型の横浜グランドインターコンチネンタルホテルのような建物の崩壊。
横浜には原子力発電所などはありませんが、川崎市に原子力研究所があります。
- 関東を襲う地震による放射能漏れ
- 核ミサイル
- 人的な核爆弾による地震発生
など、怖い憶測が飛んでいます。
「私の見た未来」が予言している、津波の原因がわかっていないので想像の域を出ませんが…
富士山を始め、災害による関東甲信越地方に、何らかの被害が予想されるということかもしれません。
万が一に備えて、防災グッズや、ハザードマップや、避難場所などを確認しておくに越したことはなさそうです。
「7月15日私の葬式」
メモの最後には、1995年11月2日に見た夢
「7月15日私の葬式」と、衝撃なメッセージも書かれています。
何年後のことなのかはわかりませんが、自分の死を予知夢してしまうのは辛いことかもしれません。
全てのメッセージが、何を意味しているのか解明されていないですが、気になってしまいますね。
「私が見た未来」の再販&偽物事件
近年話題が再燃しているからなのか、2021年10月に再販されることが決まっています。
Amazonでは予約を受け付けています。
しかし、本来は2021年7月発売予定でした。
ところが、2021年6月に本の監修をしたのが、たつき諒先生の偽物だったことが判明したのです。
発売延期のお詫びとお知らせ
【お知らせ】2021.06.25
2021年7月17日に発売を予定しておりました、『私が見た未来 完全版』につきまして、諸事情により、発売を延期させていただくこととなりました。発売予定日直前のご案内となってしまい、楽しみにお待ち下さっているお客様始め、関係者の皆様には多大なご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。
発売時期につきましては、10月を予定しておりますが、内容含め決定次第小社ホームページにてご案内をさせていただきます。何卒ご理解頂きますよう、お願い申し上げます。
引用:飛鳥新社HP
現在、Amazonでは10月発送予定になっていますが、偽物の本を発売するわけにはいきませんからね。
今後の展開も気になります。
ちなみに、たつき諒先生は現在漫画家を引退されていますが、御存命です。
2020年3月まで、コミックシーモアで2話まで無料で読めましたが、現在は配信を停止しています。
作者のたつき諒さんが予知夢を見るきっかけとなったエピソードやなりすまし事件の詳細については、こちらの記事で紹介しています。
