和田アキ子さんは父親からの暴力を受けていた幼少期でしたが、そんな現実から逃げるように芸能界入りをしました。
しかし、デビュー当時はイジメられていたそうです。
一番衝撃的なイジメは、レコード大賞での「菊の花束」を事件です。
和田アキ子さんが受けてきた芸能界でのイジメについてまとめてみました。
和田アキ子の芸能界で受けたデビュー当時のイジメがひどい
芸能界の先輩からイジメにあっていたという和田アキ子さん。
その理由がなんとも理不尽でした。
- 「男っぽい」
- 「男がいるから着替えられない」
- 「私と同じ黒の衣装だからあなた着替えてきなさいよ」
- 「スニーカーの中に、『男は出ていけ』と書かれたメモ」
など陰湿なイジメにあう日々だったそうです。
毎日トイレで泣いていたという和田アキ子さん。
しかし、その悔しさをバネにこいつらよりも売れてやると努力したそうです。
そして、4枚目のシングル「笑って許して」が大ヒット。
20万部以上を売り上げ初めての『NHK紅白歌合戦』出場を果たしたのでした。
和田アキ子 菊の花束事件とは?
和田アキ子さんが売れ始めるとイジメは、公の場でも起こっていました。
一番怖かったのは、レコード大賞を受賞した時に、「菊の花束」を渡されたことです。
1972年、11枚目のシングル「あの鐘を鳴らすのはあなた」が大ヒット。
「第14回日本レコード大賞最優秀歌唱賞」を受賞式で事件が起こりました。
他の歌手たちには「華やかな花束」が手渡される中、和田アキ子さんだけが「菊の花束」だったのです。

レコ大の関係者しか出入りができない状況で、すり替えられたのか?始めから用意されていたのかはわからないそうです。
和田アキ子さんの受賞を認めたくない、面白くないと思っていた誰かの仕業だったと言われています。
この時の事を、2019年8月30日放送の「金スマ」で本人が語っていました。
「背の高い女は売れない」こんな風に言われ続け、「男は出て行け」とイジメられ、耐えに耐えてきた。
ついに売れた!その喜びで、歌っている時は全く「菊の花束」だとは気づかなかった。
受賞が嬉しくて、嬉しくて、母親に「テレビ見てくれたか?」と喜びの電話をした時に、
「なんで、菊の花持って歌ってたの?」
と言われて、慌ててVTRを確認して、はじめて認識した。
自分をイジメた人を、今でも忘れないという和田アキ子さん。
幼少期には、父親からの虐待に耐え、現実から逃げるように芸能界入りをげ決意したそうです。

それなのに、芸能界でもイジメに耐えていたなんて壮絶すぎます。
バラエティにも挑戦をし、今では芸能界の重鎮として君臨していますが、苦労の連続だったのですね。