台風8号が接近に伴って、オリンピックの試合にも影響が出ています。
しかも、オリンピック初の台風という、前例のない事態なんだそうです。
日程が変更された競技や、振替日などをまとめました。
台風8号接近の影響・オリンピック競技変更まとめ
競技名 | 変更対象 | 変更後 |
アーチェリー | 27日の試合 | 翌日以降へ順次変更 |
ボート | 27日の試合 | 27日へ延期 |
サーフィン | 28日の決勝 | 27日へ前倒し |
屋内の競技は全て予定通り実施されます。
屋外競技は、台風の状況や進路次第で、延期後も再調整が行われるそうです。
28日以降は、雨はやむものの強風が予想されています。
- トライアスロン(お台場海浜公園)
- サーフィン(千葉県・釣ヶ崎海岸)
- セーリング(神奈川県・江の島)
- カヌー(江東区・海の森水上競技場)
- ビーチバレー(品川区・潮風公園)
- 馬術(江東区・海の森)
- 自転車女子マウンテンバイク(伊豆)
- スケートボード(東京都江東区)
などの屋外競技も、2021年7月26日の17時時点では、
27日は予定通りの実施となっていますが、今回の台風は東京から離れた北を通るか、南側を通るかによって、風力が変わって来るそうなのですが、予測がとても難しいらしいです。

ギリギリまで判断がつきにくい状況とのことなので、直前での日程変更があるかもしれませんね。
台風8号接近の影響・オリンピック開催期間中に試合ができなかったら?
万が一、試合会場が台風の被害に遭い、試合ができなかったり、台風が停滞して変更日にも試合ができなかったとしたら?
交通機関が止まって、選手や関係者が移動できないという被害も考えられますよね。
オリンピック開催期間中に、全ての試合工程ができない可能性も少なからずあります。
その場合については、
仮に閉会式前に競技を再設定することができず中止となる場合は、IOC=国際オリンピック委員会の理事会で最終的に判断することになっています。
引用元;NHK
試合が行われず予選の結果で決まったり、オリンピック閉会後に振替試合をすることもあるようです。
オリンピック初の台風!27日・28日以降への影響は?
実は、オリンピックの長い歴史の中で、台風の影響を受けるのは、今回が初めてだそうです。
なぜ、台風の影響に遭いやすいこの時期に、日本への招致が…
また、懸念していた通りに、熱中症で倒れた選手もすでにいますよね。
台風8号の今後の予測ですが、
◆27日(火)18時までの24時間に予想される雨量・多い所で
東北地方 100から200ミリ
関東甲信地方 100から150ミリ
※その後28日(水)にかけて雨量が更に増えるおそれ
◆27日(火)にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)
東北地方、関東甲信地方
20から24メートル(25から35メートル)
◆27日(火)に予想される波の高さ
東北地方、関東甲信地方 6メートル (気象庁発表 台風情報より)
28日には大雨も落ち着いている予報ですが、強風の心配があります。
倒木や建物の倒壊などの被害への対策も、考えなければいけませんね。
ヨーロッパには、そもそも台風がないそうです(気象予報士・森田さん談)
台風を経験したことがない、海外選手や関係者は、コロナに加えて台風でも気が休まならいかもしれませんね。