サスティナブルとは?日本一の取り組み徳島県のゴミ分別がすごかった

食品についている「海のエコマーク」など身近になりつつある「サステナブル」の意味って何?「サスティナブル」とは?具体例と共に解説します。日本一の取組みをしている徳島県上勝町のゴミ分別がすごい海外からの視察が絶えない件もご紹介します。


サスティナブルって何?


サスティナブルとは、「持続可能な」という意味。 特に地球の自然環境の維持に役立つ事業や開発、自然環境に配慮した行動


環境問題といえば「エコ」が使われますが、それを一連の流れで継続させていく取組のことを差します。


今現在の事だけではなく、長い先の将来も良い状態を保って行けるように取り組むという考え方です。


具体的な取組からどういうことなのかご紹介します。

「サスティナブル」や「サステナブル」と表記されますが、どちらも同じ意味合いであることが多いです。


食品業界で取組まれているサステナブル


「海のエコマーク」

最近この「海のエコマーク」のラベルがついた食品を目にすることはありませんか?

これは、無駄な漁獲は止めて必要なぶんだけにしましょうと漁獲量を調整し適切に管理された水産物につけることができるのが「海のエコマーク」です。


この「海のエコマーク」がついた食品を『サステナブル・シーフード』と呼んでいます。


生鮮品のみならず、パックに入った惣菜やちくわなどのの加工品、お寿司などの具材など「海のエコマーク」食材が使われている商品も『サステナブル・シーフード』になります。



『サステナブル・シーフード』の特徴は?

小さい魚を漁獲せず自然を守るのと同時に、消費者にも価格の面でも安定して提供できるメリットがあるそうです。



スーパー以外にも取り組まれています!

●マクドナルド「フィレオフィッシュ」

ロングセラーのフィレオフィッシュが25年ぶりに改良されます

フィレオフィッシュに使用する白身魚。人類共有の財産である水産資源を守るため、生態系に配慮した持続可能な漁業を認証する海のエコラベルMSC認証を取得した魚を使用。日本マクドナルドも、2019年8月よりMSC認証を取得し、持続可能で環境に配慮した漁業で獲られた天然のアラスカ産スケソウダラを使用したフィレオフィッシュをお客様に提供しています。

マクドナルドHPより

また、この白身魚を冷凍する過程も改善され、水量が大幅に削減、水を必要な分だけ使用し、その冷凍のためのエネルギーも削減されました。

さらに「よりおいしくなっている」そうです。

パッケージにも「海のエコラベル」が表示されるようになります。



●大阪のパン屋さん ダンクブロート

大阪のパン屋さんでも『サステナブル』な食品がありました。



素材にこだわって作ったふわふわの食パン。「SDGs食パン 三宝」800円(税別)



この食パンでできること

【環境の保護】
国産小麦を使っています。海外から粉を持ってくると二酸化炭素や輸送費がかかるのですが、国産を使用することでCO2の削減になるそうです。


【作る・使う責任】
・完全予約制にすることで、食品ロスを無くしています。


【雇用も経済成長も】
・個数限定で過重労働短縮になります。


【飢餓ゼロ】
・飢餓をなくすための寄付を行なっています。



ダンクブロートの吉村貫さんは、小さい地域に密着したパン屋さんがやることで、されど食パンですが、食パンが世界を救う日が来るのではないかと信じていると話されていました。


●アディダスブランドコアストア渋谷

東京都渋谷にあるアディダス ブランドコアストア渋谷では、海洋プラスチックゴミを使用した製品が販売されています。


年間約480万トンもの海洋プラスチックごみが出ているそうです。

そのゴミを再利用してスニーカーやウェアを作る試みを行なっています。

アルファバウンス+ランPARLEY 9990円(税別)など。


アッパー部分の糸に海洋プラスチックが含まれているそうです。

回収したプラスチックごみを細かく砕いて糸を作っています。

見た目も柔軟性も未使用のものと変わりありません。


今年6月から始まった新たなサスティナブル活動

店頭に衣類とシューズの回収ボックスが設置され、アディダス以外でもOKとのことで、リサイクルやリユースをして活用していくそうです。(全国で14店舗に設置)

将来的にはアディダス製品への活用を目指しているそうです。


プラスチック素材と切り離せないスポーツ業界だからこそ、責任感を持って取り組まなければならないとアディダスジャパンの山下留美さんが話されていました。


●サントリーでの取り組み

こちらもプラスチックと切り離せない飲料メーカー「サントリーホールディングス株式会社」

なんと、『サステナビリティ推進部』という部署を設けて取り組んでいました。



より持続可能(サステナブル)な形でサントリーがペットボトルをずっと使い続けていくためには、どうしたらいいのか考えていく部署だそうです。


プラスチックを使わざるを得ない飲料メーカーだからこそ、ペットボトルのリサイクルに力を入れているのだとか。


綺麗なペットボトルを回収してこないと異物混入などが生じ安全性の問題が発生してしまいます。

街中の自動販売機の横に設置してある回収ボックスには、ゴミが入れられることが多く、綺麗な状態で回収することが非常に難しいそうです。


回収ボックスは決してゴミ箱ではないという事をまずは多くの人に認識してもらいたいとの事でした。


ごみ問題で日本一分別が細かい徳島県

徳島県上勝町は人口約1500人と徳島で一番小さな町です。

この町が日本一”サズテナブル”な町として国内外から評価され年間1000人以上が視察に来ているというのです。


驚異のリサイクル率80%

アメリカ、台湾など海外から視察に訪れた人は、「町が変化に適応していて大規模なリサイクルに取り組んでいる」「リサイクルだけでなくゴミそのものに対してより取り組むことが必要だと学んだ」と評価されていました。


いったいどんな「サズテナブル」に取り組んでいるのでしょうか?


【日比ヶ谷ごみステーション】

住民たちがゴミを捨てに来る日比ヶ谷ごみステーションという場所があります。

ここに世界が注目するゴミ問題の解決策がありました。


●紙類だけで9種類の分別がある

硬い紙芯、柔らかい紙芯、アルミ付き紙パック、紙カップ類などとても細いです。


●ビンは色別に3種類(透明、茶、その他)
●プラスチック(容器、白トレイなど)

全体では45種類もの分別がされていました。すごい


どうしてここまで細かいのか?

素材ごとに分けないとリサイクルができないそうです。住民全員に協力をお願いして今では定着したそうです。


住民の方の声

「慣れたらなんともない簡単なこと」
「環境が一番だから」
「捨てるのが面倒になるので無駄なものを買わなくなった」
「ゴミを生かして使うようになった」
「すごく勉強になった」



ゴミを出さない取り組み


町内の「カフェ ボールスター」ではお米、コーヒー、調味料、洗剤などを販売しているのですが、基本的に調味料などを量り売りにしているそうです。

必要な分だけ販売するので、ゴミの削減や食品ロス対策になっているそうです。


同じく町内の「RISE & WIN Brewing Co.BBQ&General Store」は全て廃材を使用した建物でレストランを併設した地ビール工場です。


捨てられてしまうものにももう一度光をあてるような工夫をしているそうです。


こちらも町内にあります「くるくる工房」では、リメイク雑貨を販売しています。



鯉のぼりでエコバッグやパーカーを作ったり、使われなくなったものをリメイクして販売していて、外国人のお客さんからオーダーが入ったりするそうです。


サスティナブルって何?まとめ

いかがでしたか?環境問題、異常気象など漠然とは思っていても、もっと身近に感じて取り組んでいる企業や町があることがわかりました。

1人1人の小さな意識の集まりが町や社会、地球環境を変えていくんですね。


私たちが簡単に取り入れられるのは「海のエコマーク」商品を選ぶこと、ゴミの分別をしっかりすること、ゴミを出さないこと、必要な分だけ購入することですね。

できるところから始めたいですね。


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