水泳の池江璃花子選手に手かざし民間療法を行なったとして再注目されているなべおさみさん。
天から授かった才能で人の命の長さが見える力と言い切っています。
長年、著名人を救ってきたと豪語する「気」を送る手かざし治療法とは?
スピリチュアルな力は明石家さんまさんも持っているて本当なのか調べてみました。
なべおさみのスピリチュアル 手かざし 療法とは?
なべおさみさんの手かざし療法を受けているとされる池江璃花子選手。
入院中も、退院後も接触しています。
手かざし療法とは、どのような施術を行うのでしょうか?

過去に世界の王貞治さんを治療し病気を治した時の事を、このように説明していました。
なべの説明によれば、施術では手をかざしながら、
《よーし、見つけたぞ、隠れるな隠れるな》
《こっちにおいで。私の中で仲良く生きよう。大丈夫殺しゃしないさ、さあおいで!》
などと相手の体に語りかける。
すると相手の「病の気」がなべの体に移るという。
《私に助けられた人の気が、私に移ってくるから、本人は肉体の回復をみるのです。が、その分、私は私の体に移った病の気の為に、しばらくの期間は苦しみます。
だからその間に健康診断など受けようものなら、途端にアウトです。初めて公にしますが私は今日まで、六度のガン告知を受けています》
つまり相手のがんを、なべが「引き継ぐ」というのだ。
『昭和の怪物 裏も表も芸能界』より/NEWS ポストセブン
一般的な「手かざし療法」とは?
「手かざし療法」という分野は民間療法として存在しています。
患部などに手を当てたりする事で、相手の不調を治す行為です。
人間やペットへのセラピーとしても用いられることもありますよね。
時には、宗教的な行為としても行われることもあり、危険な場面もあるそうです。
病気を治せると「神」のような扱いを受け、治療費として高額なお布施を要求されたり治らず、訴えられるケースもあります。
気を整えたり、治ると信じこむことで、免疫力を高めたり、心配してくれる人がいる。
手を触れられ温もりを感じ、不安が安心へと変わって楽になった気がするなど、「病は気から」という部分が多いと思っている人もいることでしょう。
なべおさみのスピリチュアルは人の寿命が見える力
手かざし療法や「気で病気を治す」といった行為が、日本で知られるようになったのは2013年以降です。
メディアでも取り上げられ始めたのは最近のことです。
誰よりも早く発信していた
しかし、なべおさみさんはそれよりも早く公言していたそうです。
2012年の月刊「ムー」でインタビューに答えていたのです。
オカルト情報誌の「ムー」ですので、信憑性は定かではありません。
しかし、誰よりも早く「気で病気は治る」と言い切っていたのです。
人の寿命が見える力
「でね、これは公には言ってないですが、今日初めて言っちゃいます。
僕は、ただ一つだけ天から授かった才能があるんですよ。
それは病を治すことができる力です。
人の命の間尺が見えるんです。
いくつまで生きるか、今病気だとかわかるんです。
2012年の月刊「ムー」
こう言い切っていた、なべおさみさん。
同級生から疑問の声
しかし同級生に確認をとると、そんな素振りは微塵もなかったというのです。
大人になってから開眼したのでしょうか?
古い友人たちに一度も「命の寿命が見える」とか「『気』が使える」などと話していたこはないそうです。
そんな力があるようにも見えたことは全くない。
そもそも気を送って病気が治せるわけがない。
同級生は、なべおさみさんのスピリチュアルな力を全く信じてはいないそうです。
なべおさみが過去に治療してきた著名人たち
王貞治さんのことは先述しましたが、現在は、水泳の池江璃花子選手。
近年では、小林麻央さんへも気を送っていたと話しています。
また山口組の3代目の娘の病気を治したりと、逸話を持っています。
数々の著名人たちを治してきたと語るわりには、具体的な名前があまり上がってきませんでした。
今回の池江選手へ世間が心配の声をあげているのも、王さんの時と同様に、「自分が治した」と手柄を立てたと言い回るの可能性があるのです。

今後、池江選手サイドが頭が上がらなくなってしまうのではないか?というのです。
きちんとした医療行為で治りかけている人へ、最後は自分が治したと言っているのでは?
と詐欺まがいな匂いもしてしまい、池江選手が変な洗脳を受けてはいないかとファンを心配させているのです。
退院した池江選手が、未だになべおさみさんと接触しているのも心配です。
なべおさみ以外にも「気」で病気を治した有名人がいた
なぜでしょう。なべおさみさんだから「スピリチュアル」な手かざし治療が嘘っぽく思えてしまうのは。
しかし、この有名人の話を知った時に、本当に治せる力がこの世には存在するのかも?と感じてしました。
明石家さんまが子供を「気」で治していた
明石家さんまさんが、ラジオで息子さんの病気を「気」を送って治したと言う逸話があるのをご存知でしょうか?
30年以上前の話ですが、大竹しのぶさんの連れ子の「二千翔」さんの喘息を治したというのです。
テレビやラジオで語っているのでさんまさんですし本当なのかなと思ってしまいます。

さんまさんは当時、テレビの企画でテレパシーや「気」などを取り扱った際に自身もその存在を信じるようになったそうです。
他人よりも「気」の力を強く持っているらしいと感じたさんまさんは、気功の研究に没頭してしまったのだとか。
試行錯誤と訓練により気功法編み出し、一晩中息子さんへフラフラになるまで気を送り続けた結果、息子さんの喘息が完治したそうです。
角川春樹は「気」で手塚治虫の病気を治した?
角川書店創業者の父を持つ数々の逸話を持っている角川春樹氏。
自身は宇宙人と繋がっている、ヤマトタケル、チンギスハーンなどの生まれ変わりだと豪語している人物です。
この角川春樹さんがかつて、手塚治虫さんに会った際に
『お辛いのではないですか?』
と声をかけたそうです。
実は、この時手塚治虫さんは一切公表していなかったのですが、「尿管結石」を患っていて毎日痛みが激しかったというのです。
『僕と握手をすれば治りますよ』と手を握り後日、手塚治虫さんの病気は本当に治ったという逸話もあります。
「気」の力で病を治すということは存在するのかもしれませんが、なべおさみさんにその力が本当に宿っているのか?
ということは証明のしようがありません。