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松村雄基の生い立ちがすごい!祖母の介護を20年しながら俳優を続けていた

松村雄基 生い立ち 介護

俳優の松村雄基さんの生い立ちはとても壮絶でした。

生まれた時から両親がいなかったのです。

育ててくれた祖母の介護を20年していたことをカミングアウト。

多忙の中、介護をしながら俳優以外にも書道家やシャンソン歌手になっていました。

松村雄基さんについてまとめてみました。

松村雄基の生い立ち

1963年11月7日に生まれ2019年現在56歳の松村雄基さん。

生まれた時から両親はいなく、祖母に育てられ二人暮らしをしていました。

両親は離婚をしているようで、訳あってどちらも育てることができなかったようです。

松村さんは祖母が大好きで貧乏生活でしたが、小学生の時から新聞配達をして支えていました。

何でも自分でやる性格で、幼いながら祖母を助けるため自立心が芽生えていたようです。

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祖母は松村さんの同級生を家に呼んでは「詩吟」を教えてくれたりとパワフルだったそうです。

松村さんは小学5年生の時に芸能界に入ればもっと祖母を楽にしてあげられると考えたそうです。

偶然同級生の母親が芸能事務所社長だったのです。

自らを売り込み中学3年から高校1年の時、「劇団俳小」のタレント育成コースで演技の基礎を学ばせてもらいました。

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そして、そのルックスと真面目で努力家な内面が評価され、東京都立板橋高校在学中に人生の転機が訪れました。

1980年9月テレビドラマ『生徒諸君!』の沖田成利役に抜擢され俳優デビューを果たしたのです。

夢がかなった松村さんはブレることなく祖母を1人にしてはかわいそうだと、撮影現場やロケに連れて行っていました。

祖母思いの好青年ですね。

松村雄基の介護生活①

1984年10月からスタートしたラグビー青春ドラマ『スクール☆ウォーズ』で俳優としてさらに人気が爆発した松村さん。

しかし絶頂の裏に苦労をされていました。

松村雄基 生い立ち 介護

俳優デビューを掴み取った1980年の翌年、脳梗塞で祖母が倒れてしまっていたのです。

60歳という年齢で後遺症が残ってしまった祖母の介護がここから始まったのでした。

松村さんはわずか18歳でした。

当時の介護の様子を2014年7月4日号週刊朝日で語っています。

後遺症で体の自由がきかなくなりました。

家ではトイレの介助をし、アパート暮らしで風呂がなかったので、銭湯までおんぶしていきました。

まさに大映ドラマ全盛期で、スケジュールは連日ぎっしり。

始発電車で撮影所に入り、仕事中は近所に暮らす叔母一家が介護し、私が終電で戻って交代する……。まさに介護と仕事を往復する日々でした。

まさか介護をしながら人気作品へ次々と出演していたことに驚きです。

しかし、松村さんの苦労はこの後もまだまだ続いたのでした。

松村雄基の介護生活②

脳梗塞の後遺症による介護を松村さんは10年間も続けたそうです。

介護を始めて8年目に、認知症も進行してしまったのです。

さすがに一人では看れないということで叔母一家と同居することに。

昼間は叔母、夜間は松村さんと交代しながら介護をしていました。

昼夜逆転になってしまった祖母に合わせて松村さんも夜中起きてセリフを覚えていたというのです。

寝る間も惜しんで大切なたった一人の家族の為に、向き合っていたのです。

松村雄基 生い立ち 介護

しかし、俳優業と介護の両立は想像を絶する苦労でした。

おむつの交換に排便補助などもしていたそうです。

在宅介護では限界を感じるほど認知症が進んでしまったのです。

見かねた事務所が特別養護老人ホームに預けることを提案しました。

家族と離れること、自分で見れなくなることなど松村さんは悩まれたそうです。

そんな松村さんの気持ちを察したのか、祖母の方から

『いいよ。おばあちゃん行くよ』

と言ってくれたのです。

松村さんはこの時の様子を、きっと行きたくなかったのに、笑顔で言ってくれた優しい祖母ですと話しています。

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松村さんのおばあちゃんへの愛情と祖母の孫への愛情の深さがとても伝わってきます。

特別養護老人ホームへお見舞いに通っていたという松村さん。

しかし、有名人が病院に来たとパニックになってしまったというのです。

迷惑がかかるとして、別の病院に移転させるなどもしたそうです。

施設へ預けるようになって10年。仕事の合間を縫って会いに行っていた松村さん。

祖母は88歳で永眠されました。

松村さんは最後を看取ることができたそうです。

介護が始まって20年もの長い年月でしたが、育ててくれた祖母を最後まで大切にしていた松村さん。

この20年を振り返って2014年7月4日号の週刊朝日にコメントをしていました。

まだ一緒に暮らしていたころ、夜中に二人で話していると、祖母がときどきはっきりすることがあって、

「あんなことがあったね」「楽しかったね」と思い出話ができた。

介護は大変だったけれど、おばあちゃんの孫としてゆっくり向き合えた時間は、私にとってはかけがえのない宝物です。

松村さんの関係者は「優しくて気配りができる」「思いやりがある」「礼儀正しい」と評価しています。
きっと祖母との暮らしの中で培われたのでしょうね。
笑顔の裏に隠した生き様がかっこいいですね。