女子サーフィン界のホープと言われている松田詩野さん。
今年3月に高校を卒業したばかりの18歳です。(2021年6月時点)
今回は若くして世界トップクラスの実力を示し、注目を浴びています。
今回は松田詩野さんの、サーフィン歴や実力や成績・オリンピックでの結果についてご紹介します。
松田詩野のサーフィン歴はいつから?
松田詩野さんは、神奈川茅ケ崎市出身です。
実家が海岸に近く、両親もロングボード・ボディボードをやっていました。
そのため詩野さんも幼いころから、自然とサーフィンをやるようになったそうです。
6歳のころに地元のサーフィンスクールに入門し、サーフィン歴は10年です。
すぐに波乗りをマスターするなど、ぐんぐんと実力を伸ばしていきました。
松田詩野のサーフィンの実力や成績は?
幼いころからサーフィンを始めた松田詩野さん。
2014年小学6年生のときに日本サーフィン連盟の公式検定で、ショートボード1級を取得するまでに上達。
中学2年生でプロテストに合格し、2016年中学3年生からプロサーファーとして活躍しています。
同年、第51回全日本サーフィン選手権大会のガールズ部門で優秀しました。
その後、世界プロサーフィン連盟公式ツアーのワールドサーフリーフ(WSL)ジャパンツアーに参戦し、WSL JAPAN 第7戦のシニアウィメンズ部門でプロ初優勝を果たしました。
サーフィン日本代表には2016年世界ジュニアサーフィン選手権大会でU-18ガールズ代表メンバーに選ばれましたが、惜しくも3回戦で敗退しています。
その後の主な経歴がこちらです。
- 2017年:WSL JAPAN ウィメンズジュニア年間チャンピオン
- 2017年・2018年:WSLランキングアジア女子部門で2年連続1位
- 2018年:WSL Q1000の一宮千葉オープン女子シニア部門で優秀、世界ジュニアサーフィン選手権大会 女子U-16で銀メダル獲得
- 2019年:第1回ジャパンオープンオブサーフィン初代ジャパンオープン女王
- 2019年9月2020年:オリンピック出場枠を賭けた『2019 ISA World Surfing Games』アジア選手最高の15位
- 2020年:WSL #6 QS3000 Sisstrevolution Central Coast Pro 5位
- 2020年:JPSA 特別編さわかみチャレンジシリーズ鴨川 準優勝
- 2020年:第2回ジャパンオープンオブサーフィン 4位
- 2021年:オリンピック世界最終予選『2021 ISA World Surfing Games』敗者復活戦4回戦6組で4位
松田詩野の東京オリンピックでの結果は?
東京オリンピック代表に、条件付きで内定が決まっている松田詩野さん。
東京オリンピック世界最終予選を兼ねるワールドゲームズが、2021年6月3日エルサルバドル・ラボカナで行われました。
松田詩野さんは敗者復活戦4回戦6組で、4位となり敗退が決まりました。
前日に同じ会場で高得点を出していましたが、当日は波が崩れるのが早く難しいコンディションで挑んだそうです。
松田詩野さんは2019年の世界選手権『2019 ISA World Surfing Games』でアジア選手最高の15位に輝き、東京オリンピック代表を条件付きで内定していました。
オリンピック枠は2枠あります。
2021年5月行われたワールドゲームズ(WG)で、ライバルの都筑有夢路選手と、前田マヒナ選手のどちらかが、がオリンピック内定を逃した場合、松田詩野さんの出場が決まるというものでした。
しかし、結果は両選手に大きく引き離され、惜しくもオリンピック出場とはなりませんでした。
今後の活躍が期待される、女子サーフィンの松田詩野さん。
まだまだ若いのでこれからもオリンピックを目指して頑張ってほしいですね。