アニメ「鬼滅の刃」の主題歌で、LiSAさんがう歌う「紅蓮華」の作曲である草野華余子(くさの・かよこ)さん。
学生時代に就職活動をやめて、音楽の道に専念する事を決め「カヨコ」名義で活動していました。
LiSAさんには「紅蓮華」よりも前から、楽曲提供をしていますがどのような経歴なのでしょうか?
今回は作曲家の草野華余子さんの学歴と経歴をご紹介します。
草野華余子の学歴・幼少期から中学時代
草野華余子さんは、1984年2月25日生まれの現在36歳です(2021年2月時点)
大阪府出身で、現在は東京都在住です。
クラシックに馴染みのある家庭の長女として、生まれました。
3歳の頃から、ピアノと声楽を習う英才教育を受けたそうです。
妹がいて、妹がぬいぐるみ12体にそれぞれのテーマ曲を作って欲しいとお願いされたそうです。
5歳にして、妹の願いを叶えるべく作曲をしたのが原点でした。
小学校では、「アニメオタク」と仲間外れにされてしまった辛い時期があったそうです。
その為、家に帰って作曲をして過ごしていたのでした。
そんな草野華余子さんは、中学生の時にJ-ROCKに出会い、衝撃を受けたそうです。
そして、矢井田瞳さんやbirdに強く憧れを抱いました。
草野華余子の学歴・高校から関西大学へ進学
高校時代の事は、あまり語られておらず、出身校の名前などもわかっていません。
その理由は、明るい高校生活ではなかったのが原因なのかもしれないです。
「中学、高校ぐらいでいじめられてたからですかね、けっこう人の顔色伺ったりとか。」
引用元:エンタメ特化情報メディア スパイス
高校を卒業すると、関西大学へ進学しました。
そこで、「軽音楽部Ⅰ部」に所属する事にしたのです。
「軽音楽部Ⅰ部」とは、色々な音楽団体がある中で、特にストイックに音楽に取り組むところだったそうです。
自分の知らなかった音楽のジャンルを、たくさん仲間たちから刺激を受けて幅が広がっていきました。
大学在学中に100曲以上作曲をして、先輩にオーディションを勧められて受けるようになったそうです。
草野華余子の経歴とLiSAとの出会いは?
大学を卒業後は、大阪を拠点にアルバイトをしながらシンガーソングライターとして活動をしていました。
しかし27歳の時にポリープが見つかり、音楽での道を諦めようとしたそうです。
ところが、たくさんの音楽仲間が作曲で頑張れと励ましてくれたのでした。
そこからLiSAさんとの運命の出会いが待っていたのです。
LiSAさんが楽曲を募集していると言う情報があり、アニメオタクだった草野華余子さんは、ファンとしてLiSAさんのライブを見に行っていたのです。
LiSAさんが、アニメ『Angel Beats!』の劇中バンドのボーカリス時代からのファンだったそうです。
そんな人に楽曲提供できるチャンス!
これが採用されなければ、音楽の道は諦める覚悟で望んだそうです。
草野華余子さんは、コスプレや同人誌を描き、コミケにもいくほどのガチオタクです。
その趣味から、アニメ好き仲間経由でLiSAさんの当時のディレクターに「アニメへの深い理解ができる作曲家がいる」と紹介してもらえたそうです。
LiSAさんに合う曲をいくつか書いてみてと言われ、その中の1曲が採用されたのでした。
その時の曲が『DOCTOR』です。
これを期に作曲家への道が開けました。
コチラの動画では、LiSAさんと草野華余子さんがティエットを歌っています。
その後は、LiSAさんの名作「シルシ」をはじめとした、「ソードアート・オンライン」シリーズの作曲。
他のアーティストへの楽曲提供などを経て、「紅蓮華」の作曲へと繋がったのでした。