TwitterやLINEなどのSNS上で、使われているネット用語の「草」
意味がわかっていないけど、今更聞けないと言う人もいるのでは?
実は、同じような意味合いの(笑、w)などの用語を使っている人は年代がバレてしまうらしいのです。
今回は、「草」の意味と使い方と年代別の用語について解説します。
Twitterでよく見る【草】の意味はなに?
茅原実里ガチで不倫してたの?草
— 新生活(●●生活) (@seikatsu_hiro) May 12, 2020
岡村隆史の言った通りで草
— インディカ2合 (@indica_25) May 8, 2020
と、このように「〜草」とつぶやいている人がいますよね。
この「草」の意味ですが、ネット上では「笑い」を意味する用語として使われています。
「笑える」「大笑い」「うける」「面白い」
読み方は「くさ」とそのまま読みます。
「草」の語源は?「(笑)」→「w」→「草」への進化
では、なぜ「草」が「笑い」を意味しているのでしょうか?
1990年代後半後半から、2000年代前半に、まだSNSが主流ではなかった頃、ネット上では、「(笑)」とカッコで気持ちを表していました。
そこから、「笑い」を表現する為に主流になったのが「w」です。
一説によると、海外オンラインゲームなどで、ローマ字しか入力できないので「warai」と表記するようになったようです。
その頭文字を取って「w」となったと言われています。
2000年代前半に2ちゃんねる(現・5ch)で「草=笑」と書き込まれいました。
そして「大笑い」を表す時は、笑いの度合いを「w」の数で表すように。
「wwwwwww」とwを連続して打つようになったのです。
では、ここからどうやって「草」に変わったのか?
「wwwwwww」が「草原」や「大草原」「芝生」のように見えるとなったのです。
そこから、簡略化して「草」と一文字で表すようになったそうです。
一部のネット民で使われていた「草」が一般的にSNSで使用されてるようになったのは、2016年以降と言われれいます。
この進化を見ると、「笑」「w」「草」と、どの表現をするかで、何となく年代がわかってしまうのかもしれませんね。
「草」の使い方と解読の注意点
自分のコメントに使う場合も、相手からのメッセージから意味合いを読み解く時の注意点をご紹介します。
■「笑い」「面白い」で使うケース
- あの新人可愛すぎて草
- このアニメ草必死
- 草不可避
不可避や必死と組み合わせると、「面白いこと間違いなし!」という意味で使えます。
■「草」一文字で使うケース
これは、その前後のメッセージのやりとりの流れによって、意味合いが変わってきますので要注意です。
あなたや、相手の発したメッセージに対して「面白い」という気持ちを表すパターンもあります。
しかし、「苦笑い」や「苦笑」「ふんっ」と鼻で笑った感じの場合もあります。
顔文字で言えば、「(^^;)」の意味合いの時ですね。
今更、自分も使うのには抵抗がある人も、相手からのメッセージの解読ができるようになれば、もっと楽しめそうですね。