東京オリンピックの開閉会式のディレクターを解任された、小林賢太郎さん。
元お笑いコンビ「ラーメンズ」時代のコントないで、アドリブで「ユダヤ人」に関する発言をしていたことが問題視されていますね。
当時の相方だった片桐仁さんは、現在はドラマで活躍する俳優さんです。
元相方の片桐仁さんが、今回の件に対してのコメントや対処はどうしたのか調べてみました。
小林賢太郎の相方・片桐仁はコメントしたの?
開会式前日となる、2021年7月22日に解任された小林賢太郎さんは謝罪コメントを発表しました。
この中で、
ご指摘を受け、当時のことを思い返しました。思うように人を笑わせられなくて、浅はかに人の気を引こうとしていた頃だと思います。その後、自分でも良くないと思い、考えを改め、人を傷つけない笑いを目指すようになっていきました。
1998年のコントで、ラーメンズは1999年より活動を休止しています。
さらに、小林賢太郎さんは2020年に所属事務所を辞めて芸能界から引退をしています。
その為、相方だった片桐仁さんは俳優業をメインに、NHKのピタゴラスイッチなどにも出演していました。
今回の小林賢太郎さんの解任を受けて、片桐仁さんの対応が注目されています。
片桐仁さんの所属事務所は、株式会社トゥインクル・コーポレーションです。
まだ2021年7月22日の14時時点では、事務所も片桐仁さん本人もコメントは発表していまいません。
しかし、事務所は対応に追われているそうです。
同日の日刊スポーツの記事には、関係者のコメントが掲載されていました。
関係者によると、ラーメンズの構成、演出は小林氏が担当していたという。当時のコントも、ユダヤ人を差別する内容ではなく、たまたま、アドリブで小林氏がその言葉を口にしてしまったという。別の関係者は「差別意識はなかったとはいえ、ビデオにその言葉が残っているので、申し開きはできないと思います。片桐もラーメンズの相方としての責任はあるとは思います」などと話している。
笑いをとりたくて、とっさに出たアドリブだったようですね。
一緒にコントをしていた、片桐仁さんも今後コメントを発表するかもしれませんね。
情報が入り次第、追記します。
小林賢太郎の謝罪文全文
小林賢太郎と申します。私は元コメディアンで、引退後の今はエンターテインメントに裏方として携わっています。
かつて私が書いたコントのセリフの中に、不適切な表現があったというご指摘をいただきました。
確かにご指摘のとおり、1998年に発売された若手芸人を紹介するビデオソフトの中で、私が書いたコントのセリフに、極めて不謹慎な表現が含まれていました。
ご指摘を受け、当時のことを思い返しました。思うように人を笑わせられなくて、浅はかに人の気を引こうとしていた頃だと思います。その後、自分でも良くないと思い、考えを改め、人を傷つけない笑いを目指すようになっていきました。
人を楽しませる仕事の自分が、人に不快な思いをさせることは、あってはならないことです。当時の自分の愚かな言葉選びが間違いだったということを理解し、反省しています。
不快に思われた方々に、お詫(わ)びを申し上げます。申し訳ありませんでした。
先ほど、組織委員会から、ショーディレクター解任のご連絡をいただきました。
ここまで、この式典に関わらせていただけたことに感謝いたします。
小林賢太郎