岸信夫さん(2022年現在、防衛大臣)は安倍晋三元総理の弟なのに、苗字が安倍じゃないのはなぜ?と思った方もいますよね。
岸信夫さんの苗字が安倍晋三元総理と違う理由は、安倍家の親族である「岸家」に養子に出されていたからです。
しかも、生まれる前から養子になるのは決まったそうです。
岸信夫さんは、自分で養子であることを大学生になるまで知らず、大変ショックを受けてしまったエピソードがあります。
逆に安倍晋三氏は子供の頃から、弟が養子に出されたことを知りながら一緒に遊んでいたエピソードもご紹介しますね。
岸信夫の苗字が安倍晋三と違う理由は養子縁組したから

岸信夫さんは安倍家の三男として生まれました。
- 父:安倍晋太郎
- 母:安倍洋子
- 長男:安倍寛信
- 次男:安倍晋三
- 三男:岸信夫
安倍家は代々続く、政治家一家です。
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母親の安倍洋子の兄の岸信和氏の養子として出されたので、苗字が安倍ではなく「岸」になりました。
岸信夫が養子に出された理由は?
岸信夫さんの養子入りは生まれる前から決まっていたそうです。
- 安倍家に三男が生まれたら養子に出すと決まっていた
- 岸 信和と妻の仲子に子供がいなかったから
- 岸家の後継者が必要だった
政治家の家系なので、後継者問題というのは重要だったのかもしれませんね。
岸信夫さんの母親である洋子さんは、自分が産んだ子を手放すことに悩んだそうですが、お家の力なのでしょうか…
結局は養子に出すことに了承したそうです。
岸信夫は養子だと知った時のエピソード
岸信夫さんは、生後まもなく養子に出されました。
自分が養子であることを知らされず育てられたそうです。
しかし、大学進学のために取り寄せた戸籍謄本で養子であることを初めて知ったのでした。
その時は、全く思いもしなかった事実に大変ショックを受けてしまったそうです。
「見た瞬間アレッて思いました。そのときのショックは、それは大変なものがあった。それからひと月ほど『何で教えてくれなかったんだ』という思いもあって、頭のなかが一種錯乱状態に陥りました」
引用:Wikipedia
しかも…子供の頃から安倍家へ遊びに行っていたというのです。
では、安倍晋三さんらは実の弟だと知っていたのか…
気になったので調べてみました。
安倍晋三は岸信夫が弟だと知っていた!
長男の安倍寛信さんと、次男の安倍晋三は子供の頃から、実の弟が養子に出されたことを知っていたそうです。
しかし口止めをされていたようで、決して口には出さなかったと2015年9月19日の「現代ビジネス」に掲載されています。
岸信夫さんは自分が養子と知らないまま、子供の頃から安倍家へよく遊びに行っていたそうです。
実母の洋子を「おばちゃま」
実兄の寛信を「おっきい兄ちゃん」
実兄の晋三を「ちっちゃい兄ちゃん」
と呼んでいたそうです。
そして、寛信さん・晋三さん兄弟も「ノブオ」「ノブちゃん」と呼んでいたそうですよ。
複雑な家庭環境だったんですね。
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