岸田文雄は、父親と祖父も政治家だったサラブレッドです。
叔母が、宮沢喜一元総理大臣の弟と結婚し親戚関係でもあります。
今回は、岸田文雄氏の家系図をご紹介します。
岸田文雄の家系図
岸田文雄氏は、祖父から3代続く政治家一家です。
嫁の玲子夫人は、広島の会社の社長令嬢で3人の息子がいます。

叔母の嫁ぎ先が、宮沢家で宮沢喜一元総理大臣とは親戚関係になります。
岸田文雄の家系・親戚まとめ
岸田文雄の祖父:岸田正記
1895年(明治28年)12月1日生まれ。
1961年(昭和36年)他界。
広島県出身の元衆議院議員でした。
先代の貸家業を継いで、1933年に「幾久屋百貨店」を創立し不動産業や百貨店経営をしていました。
1928年に衆議院議員へ転身。
広島から東京へ引っ越してきて、東京の穏田に白亜の洋館の邸宅を建てます。
この建物は、「穏田マンション」と呼ばれ東京で初めて「マンション」と呼ばれた建物だそうです。
1953年、当時の吉田茂首相より文部大臣か国務大臣への打診されますが辞退しています。
岸田文雄の父親:岸田文武
1926年(大正15年)8月19日生まれ。
1992年(平成4年)8月4日他界。
広島県広島市出身で、1945年に旧制東京高等学校卒業後、東京大学へ進学しました。
東京大学へ入学した年の、1945年8月6日に広島へ原爆が投下され実家が被害にあいました。
1948年に東京大学法学部政治学科卒業し、通産省(現・経済産業省)へ入省します。
- 1974:年貿易局長
- 1976年:中小企業庁長官
- 1978年:退官
- 1979年:総選挙で衆院議員に当選
- 1990年3月:内閣委員長に就任
- 第2次中曽根内閣:総務政務次官
- 第3次中曽根内閣:文部政務次官
- 1988年12月:党経理局長
読書家で有名で秘書曰く、姿が見えない時は本屋にいることが多いそうです。
元日東製粉社長の井口良二氏の次女・澄子さんと結婚しています。
岸田文雄の弟:岸田武雄
実弟の岸田武雄氏は、三井商事に勤務しています。
三菱商事は、三菱グループの大手総合商社で五大商社の1つです。
三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅、三菱商事
ちなみに、伊藤忠商事と丸紅の創業者と親戚関係の政治家は河野太郎氏。
さらに、石破茂氏の嫁は丸紅の元社員です。
弟の岸田武雄氏は、ポテトチップスで有名な「湖池屋」の創業者・小池和夫氏の長女の篤子さんと結婚しています。
岸田文雄のいとこ:宮沢洋一
1950年(昭和25年)4月21日生まれ。
元大蔵官僚で、自由民主党所属の参議院議員です。
宮沢洋一氏の父親の兄で叔父にあたるのが、元総理大臣の宮沢喜一氏です。
東京出身で、エリートな学歴です。
- 1963年:東京教育大学附属小学校(現・筑波大学附属小学校)卒業
- 1966年:東京教育大学附属中学校(現・筑波大学附属中学校)卒業
- 1969年:東京教育大学附属高等学校(現・筑波大学附属高等学校)卒業
- 1974年:東京大学法学部第2類卒業し、大蔵省に入省
- 1978年:米国ハーバード大学行政大学院を修了
大阪国税局岸和田税務署長、 大臣官房企画官を歴任。
内閣総理大臣首席秘書官を経て、1993年に退官しています。
2000年に宮沢喜一の地盤を継ぎ「第42回衆議院議員総選挙」で広島7区から立候補し初当選しました。
2008年8月には、福田康夫改造内閣にて内閣府副大臣にも就任。
2019年からは、自民党税制調査会小委員長に就任した岸田派です。






