女子レスリングの川井梨紗子選手は、両親と妹も家族全員がレスリング選手です。
幼少期から、母親と父親から厳しい指導をされてきたそうですよ。
どんなご両親なのでしょうか?
今回は、川井梨紗子選手の母親と父親の現在の職業や経歴、年齢を紹介します。
川井梨紗子の母親はどんな人?
川井梨紗子選手の母親・川井初江さんは、1989年の世界選手権7位の実力者です。
職業は、金沢ジュニアレスリングクラブでレスリングのコーチをしています。
その影響で、川井梨紗子選手は小学校2年生からレスリングを始めました。

とっても指導が厳しくて、練習場では絶対に「先生」と呼ばないと怒られたそうです。
でも、うっかり「ママ」と呼んでしまって、何度か激怒されたそうですよ。
母親は現役当時、オリンピックへの出場を夢見ていたそうです。
しかし、当時はレスリングがオリンピックの種目ではなかったんです。
その為、子供たちにその夢を託したそうです。

厳しいだけでなく、家庭では親子の時間が少ないので、子供たちと交換日記をしていたそうですよ。
さらに礼儀作法も厳しく指導され、物を大事にする気持ちも繰り返し伝えていました。
交換日記で、母親からもらった言葉で嬉しかったことは
「期待しているから、厳しくしているんだよ」
と書かれていたそうです。
いつしか、母親の夢だったオリンピック出場が、川井梨紗子選手の夢へ変わったそうです。
お母さんをオリンピックへ連れて行きたいと誓って、見事オリンピック2大会出場を叶えたのでした。
とても母親想いですよね。
その気持ちがあったからこそ、厳しい訓練にもプレッシャーにも耐えてこられたんでしょうね。
川井梨紗子の父親はどんな人?
父親の川井孝人さんは、グレコローマンという種類のレスリングを学生時代にしていました。
グレコローマンレスリングは、リフトと呼ばれる相手を持ち上げてからの投げ技があるタイプだそうです。
男同士の力比べを競う、力強いレスリングだそうですよ。
父親の川井孝人さんは、学生時代に学生二冠(全日本選手権、グレコローマン選手権)で学生チャンピオンになった経歴があります。

2021年現在は地元の、石川県立金沢北陵高校レスリング部の監督をしています。
レスリングの栄和人監督が大学の先輩だそうです。
その縁もあって、川井梨紗子さんは栄和人監督の指導を受けてきました。
川井梨紗子の家族構成は?
川井梨紗子さんは母親と父親と、2人の妹がいる5人家族です。
- 父:川井孝人
- 母:川井初江
- 長女:川井梨紗子
- 次女:川井友香子
- 三女:川井優梨子
三姉妹とも、レスリングをやっています。
三女の川井優梨子さんは、現在は引退されて働いています。
三姉妹が、レスリングを始めたのは両親の影響でした。

長女の川井梨紗子選手と、次女の川井友香子選手は、東京オリンピックへ姉妹で出場する夢を叶えました。
母親の叶えられなかったオリンピック出場の夢を、娘たちが叶えられてよかったですね。
