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ドラクエ 映画【ネタバレ】衝撃?笑撃?ゲーム攻略チャートで徹底比較!ラストの展開と伏線の回収が気持ちよすぎるワケ!

ドラゴンクエスト 映画 ユアーストーリー

ドラクエ5の映画化【ネタバレ】衝撃から笑撃へ変わったラストの展開と伏線の回収が気持ちよすぎる!ラスボスからエンディング部分をゲーム攻略チャートと映画ストーリーを徹底比較!感想と考察をご紹介します。ネタバレ注意です。


【ネタバレ注意】ドラクエ 映画のラストが衝撃!ゲーム攻略チャートで徹底比較!

ドラゴンクエスト 映画 ユアーストーリー

『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』のラストは映画オリジナルストーリー展開となっていました。賛否両論のラストにネットはざわついていますが、正直私も「え?」と現実に引き戻され若干冷めた感に襲われ、その後の続きを見るのに心が追いついていかないという新しい体験をしました。


純粋に楽しめた部分と伏線の回収でスッキリしたのと、見終わった後のなんとも言えないモヤモヤ感。時間が経つにつれて、なんとかこのストーリーでよかったのだと思いたいと答え合わせをしている自分と。そういう意味でも楽しめた映画でした。

そのラスト部分をゲーム攻略チャートと比較してお届けします。ネタバレ注意。


●オープニングから青年になるまでは、こちらの序章からサラボナ編でおさらい

●結婚相手を選ぶシーンのゲーム比較はこちらでおさらい

●過去の自分とドラゴンマスターと大神殿へのゲーム比較はこちらでおさらい


ゲーム攻略チャートと映画比較表(ラスボス〜エンディング)

ゲーム攻略チャート 映画での表現方法

エビルマウンテン

ゲマ戦

ミルドラース戦

映画オリジナル

ゲマを倒す。

魔界の門を封印するため、ブオーンがアルスを投げ飛ばし、天空の剣を投げ込み魔王復活を阻止したかに思えた。皆に笑顔が溢れる中、、、

リュカ以外の全ての時が止まり、全てがドット画に変貌していく。

わけのわからないリュカの目の前に、白い顔が現れた。

その正体は、魔王ミルドラース、、、ではなく、コンピューターウィルスだった。

この世界を壊すために作られたウィルス。そしてこの世界はドラクエ5のVRゲームのバーチャル世界だと明かされる。

リュカの記憶が現代に戻され、球体タイプのVRの中に入り、係員に今回のゲームの設定とオプションを伝えているシーンになる。

「名前はリュカで」

「ロボットと戦える?」

「毎回ビアンカと結婚しちゃうから、今回こそはフローラを選ぶんだ。選ぶんだ」

と自分に言い聞かせているとVRのAIがそれを読み取り、「ゲームオプション ”じこあんじ”」を追加するのであった。

係員が設定の最終確認をする。

・幼少期/スキップ

・子供ひとり

・オプション1/ロボットとたたかう

・オプション2/じこあんじ

(文言は記憶違いな部分もあるかもしれません)

ここで、今までの伏線が全て回収された。

 

ラスボス

コンピューターウィルスに「早く大人になれ」と言われるリュカ。

リュカは、ここがバーチャルの世界だとわかってもなお、自分がプレイヤーとなって過ごした時間全てが「ここも現実なんだ!」と戦います。

そこへスラりんがあわられ、「ウィルスを見張るためパトロールをするアンチウイルスソフト」だったことが判明。

リュカは”ロトの剣”の形をした抗ウィルスを授かり見事撃破。

世界は元どおりとなり、魔界への入り口が封印され戦いが終焉したことを喜び合う。 

エンディング

ヘンリー王子たちは船に乗り込み、ブオーンに担がれまた会う約束をして帰還していく。

リュカたちも家路へと戻る途中、祝福ムードの国には花火が上がり、ビアンカとアルスは丘の上から一緒に眺めようとリュカを誘う。

リュカは、「この世界も僕の現実なんだ」「いつでもここにくればみんなに会える」と感慨深くしていると、ビアンカが「当たり前でしょ」と腕を引っ張り、親子一緒に花火を眺めてTHE END。

エンドロールが流れる。

ここにはそれぞれの物語がある。

それが「ユア・ストーリー」


ラストの展開への賛否と伏線の回収が気持ちよすぎるワケ!

ドラゴンクエスト 映画 ユアーストーリー

ラスト手前まで、ゲームになかなか忠実で満足しながら鑑賞をして来て、ゲマを倒し、いよいよよラスボス登場!!!!という最高潮で、「へ?」

シーンとする映画館。少ししてザワつき始めました。

「え?そーゆー展開??」「まじかー」と落胆してしまいました。


なんだかこちらも一気に現実に戻されてしまい、「えー。このままミルドラース倒して終わって欲しい」と思いながら、次々と回収されていく伏線に、「あれ?そういうことだったの!」とまた気持ちを徐々に持っていかれる感じ。


しかし、すぐにはドラクエの世界に気持ちが戻らず、心が置いていかれる中、物語はエンディングへ。

エンドロールの最中も「うーん。これでよかったのか?」と不完全燃焼状態。


ドラゴンクエスト 映画 ユアーストーリー

でも、見終わった後に伏線の面白さを思い返すと、なかなかよくできた仕込みだったなと満足感も再び出て来ました。

時間が経つにつれて、なんであそこはこうしたのだろう?と疑問が浮かんで来て、帰ってからもしばらく脳内ドラクエとなり、もう一度ゲームをやりたくなりました。


ドラゴンクエスト 映画 ユアーストーリー

では、私がスッキリ気持ちよかったと感じた伏線と回収をご紹介します。

①フローラにプロポーズをするも、本心を知るため聖水を飲み本当はビアンカが好きだということに気がつきます。その時にあった伏線は2つ。

ドット文字で出て来た「じこあんじ」と

結婚相手は、「なんでも話せる人じゃないと」というリュカのセリフです。


「じこあんじ」はゲームを開始する際に、毎回ビアンカとの結婚を選択してしまうので、今回は絶対フローラを選ぶんだと自己暗示をかけてゲームに望んだ主人公(ゲーム内のリュカ)という回収でした。

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二つ目は、「なんでも話せる人じゃないと」というセリフですが、これはリュカが過去に戻り幼少期の自分へのアドバイスでした。


②キャラクターのセリフの端々に「ゲームの世界」であることを滲ませていた。

プサン「今回の縛りはそうなんじゃ」

マーサ「今回は今までと違い強力すぎる力。到底太刀打ちできません」

プレイヤーが来るたびに何度も繰り返しプログラミングをこなしているキャラクターたちだということを物語っていました。

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③オープニングがテレビゲームの画面でダイジェストだったワケ

これは、主人公がゲームの設定を「幼少期/スキップ」としていたために駆け足のダイジェストだったという回収です。


④ゲーム版は子供は双子だったのに、映画では男の子一人だったワケ

こちらも主人公がゲームの設定で子供をひとりに選択していたからという回収でした。


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⑤妖精の森へ行く試練にキラーマシンが登場したワケ

こちらも主人公がゲームの設定で「ロボットと戦いたい」という要望を出していたからでした


⑥主人公の名前が”リュカ”だったワケ

こちらも主人公がゲーム開始時に「リュカ」と設定していたため

しかし、名前を無断で使用されたとして、ここに新たな問題が勃発した。


⑦映画のサブタイトルが「YOUR STOЯY 」(ユア・ストーリー)なワケ

ゲームをするユーザーそれぞれが、このゲームの世界の中の主人公であり、その時間、その体験、その感情の全てが「現実」であり、それぞれのストーリーなのだという製作者たちからのメッセージだと考察します。


そのことを、ラスボスのコンピューターウィルスに対してもリュカは「これも現実だ!」と訴えています。

大人になってもゲームをしているのは如何なものか?と思っている人がおそらくウィルスを送り込んだのだと考えられます。


だから「早く大人になれ」とゲームを止めさせ、ゲームを無くそうとしているのだと思いますが、ゲームの中でも学び感じるものがあるのだという結論なのかなと感じました。


ドラゴンクエスト映画

⑧「YOUR STOЯY 」の「R」が反対なワケ

これは推測ですが、「Я」はロシア語(キリル文字)で「I」の意味を持つそうです。「I」は「私」という意味になるので、ユア・ストーリー=あなたのストーリー=あなたたちそれぞれのストーリーの中に「私=自分」はいるというメッセージなのではないかと思われます。


子供時代、青春時代、大人時代、ゲームをプレーした時の「私」が確かにその時存在する。私の物語の主人公は私なのだ。

ということでしょうか?

まとめ

現代だからこそのオリジナルストーリーと思えば、これはこれで面白かったなと思えました。原作者の堀井雄二さんはドラクエ3を発売した時から映画化の話はもらっていたそうですが、ゲームとして体感して行くものなので、映画化でその良さは出せないとずっと断り続けていたそうです。


30年近く映画化を断っていたのに、現代のCG技術と、監督が山崎 貴さんだということで、面白いものができるのではないかとOKしたそうです。


その堀井さんがこのストーリーでOKを出したのですから、きっと「えー」っと残念に思った後にジワジワと「これはこれで面白い」と思えるような工夫が仕込んであるところも踏まえての戦略なのかなとポジティブに受け止めました。


なので、見た方は、残念な気持ちで終わって欲しくないですし、ネタバレを見て「見るのをやめよう」と思ってしまった人がいたら、自分の目で確かめに行って見て欲しいなと思います。


ただ一点、ゲームをやったことがない人も楽しめると言っていますが、それはちょっと難しいかなと思いました。もちろんなんとなくはわかるかと思いますし、よくわからないのはオープニングのダイジェストだと思いますので、それ以降はしっかりストーリーとしてはわかりやすいと思います。


なので、もう一度ゲームをしたくなった人も、まだやっていない人も、今ならキャンペーンでスマホ版が特別価格でお得に手に入るので、トライして見てはいかがでしょうか?

ドラゴンクエスト 映画 ユアーストーリー

私は映画をもう一度見て、新たな発見がないか細かい描写に注目して楽しみたいと思います。


●ドラクエ映画 ゲーム攻略との徹底比較【オープニング〜サラボナ編】はこちら

●ドラクエ映画 ゲーム攻略との徹底比較【結婚編】はこちら

●ドラクエ映画 ゲーム攻略との徹底比較【結婚後〜エビルマウンテン編】はこちら