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台風被害千葉ゴルフ練習場の【火災保険で直して】をわかりやすく解説

台風15号により千葉県市原市のゴルフ練習場の鉄柱が住宅を直撃した件で、住民へ「自然災害なので補償できない」としたことに被害のあった住民とトラブル発生。ネットでもざわついている件についてわかりやすく説明します。


台風15号千葉ゴルフ場の鉄柱倒壊被害

千葉県市原市にあるゴルフ練習場の1本30~40mほどの鉄柱が近隣住宅約10棟になぎ倒れた件で、発生から10日が過ぎても撤去作業は始まっておらず。

屋根の修理などが行えず室内に雨が入る住宅も多く、眠れぬ日々を過ごしています。


この状況に対し、ゴルフ練習場側は、被災家屋への補償はしないと住民へ説明しました。

こんなにも被害を出してなぜ補償をしないのでしょうか??

住民とトラブルになっている経緯をわかりやすく解説します。


ゴルフ練習場と住民との補償トラブルの経緯

9月9日
台風15号上陸 鉄柱が倒れ10棟以上を直撃

9月11日
ゴルフ練習場側による住民への説明会を行う


鉄骨の撤去作業の見通しは?

住民…「鉄骨の撤去時期は?」

練習場オーナー…「はっきりしていない。業者の都合がある」

住民…「都合はね申し訳ないけど、こっち優先でお願いしたいですよ。みなさん共通しているのは鉄骨を早くどかせってことですよ」

練習場オーナー…「わかってます。わかってます」

住民…「こっちが最優先でしょ」

この時点で、まだ業者も決まっておらず、作業の見通しは立っていないとの説明だったそうです。



修理や建て替えにかかる費用負担は?

避難生活でかかる費用や、住宅の建て替え、修理にかかる費用などの補償についてはどうなるのか?

練習場オーナー「住めない人の避難先のアパートやホテル代は全部領収書を持ってきてくれれば支払う


この説明会では、費用の補償をするという説明内容だったそうです。

それを聞いてレンタカーを借りた住民もいます。


ところがゴルフ練習場側が一変した

千葉県ゴルフ練習場補償問題住民トラブル

住民説明会後に着任したゴルフ練習場側の弁護士が

支柱の倒壊は、あくまで台風被害による【自然災害】のため撤去は行うが住民への補償は行わない

と住民へ話したというのです。180度話が変わってしまったことに住民は困惑しています。


さらには、弁護士から直接、住民へ電話がかかってきて

「被災した家は皆さんの火災保険で直していくということになると思います」

と言われたそうです。


全部補償すると言ったことを全面撤回し、自分で直せと言われた住民のみなさんは怒りの気持ちすら抱いてしまいますよね。


自然災害時の補償の基準とは?

補償とは「故意」または「過失」の場合に適応されるという基準があります。

自然災害は「不可抗力」に値するとして原則損害賠償は請求できないというのです。


例外として、今回のようなケースは仮にゴルフ練習場側の設置や管理に不備があれば、例外的に認められる場合もあるそうです。

・支柱が曲がっていなかったか
・補修などの必要性はなかったか
・台風対策で何かやる必要がなかったのか

これらの不備があったかどうかの証明ができるかが争点になります。


火災保険は今回適応できるのか?

千葉県ゴルフ練習場補償問題住民トラブル

そもそも、被害のあったお宅全てが火災保険に加入していたかもわからない状況で、台風被害が保険に適応するのかもわかりませんよね。

一般的に、火災保険は台風を想定した「風災保険」というものに加入していなければ対象外になってしまいます。


さらに、「建物だけ」「家財も含める」と加入者がオプションで決めるため、契約内容によっては該当しないケースもあります。


保険がおりる金額もプランや掛け金、保険会社によっても異なりますので、全額保険金が出る人もいれば、自己負担が発生する場合もあります。


今回話に出た、ホテル代などの仮住まいの費用の補償をしてくれる「臨時費用補償」プランも加入状況によってきます。


怪我をした人の「人身」についても様々ですので、火災保険に加入していたとしても、どこまでカバーしてくれるのかは、住民それぞれ違ってきてしまいますので独自でやってくださいと丸投げしたゴルフ練習場側の対応に困惑してしまうのも当然です。



建築基準法から見る被害者とは?

建築基準法からすると、基準を満たしている場合には、ゴルフ練習場自体も台風の被害者とされるそうです。

もちろん、住宅も被害者として認められます。


なので、行政の補償の対象になるそうです。しかし法律の落とし穴があり、行政は私有建物に、気軽には入れないというのです。

そのため、間に入って調整するといったことがスムーズにできていないのが現状だそうです。


千葉県市原市の対応は?

市原市は、ゴルフ練習場側と住民側の双方に担当者を設けて対応を継続していくとしています。

しかし、正直なところ、千葉県と国(行政)が絡む補償問題なので、市としてはあまり抱え込みたくないので型通りに進め今は様子を見ている状態だと専門家は話していました。


千葉県と市原市は今後どうするべきか?

千葉県ゴルフ練習場補償問題住民トラブル

市営住宅や県営住宅はその市、県に住んでいる人しか入れないのが基本なのですが、阪神淡路大震災の時には、他県にまたがって空いているところに避難をさせました。

東京のプリンスホテルも取り壊し前で使っていなかったため、大勢の被害者の受け入れをしました。


このように千葉県と市原市は、他県や民間に協力を仰ぎ、ゴルフ練習場鉄骨被害者のみならず、台風被害で住むことができなくなった方々を緊急避難させるように働きかけることが急務です。


9月22日追記:未だに停電が続いる中、市原市は無償で住む場所を提供することになりました。避難先となるアパートの家賃補助を開始。

4人世帯までは月額7万円以下、5人以上の世帯は月額10万円以下(入居期間最長1年間)の「借上住宅の提供制度」を適応するそうです。


各住民が不動産屋で家を探し、家賃補助の申請をするそうです。

対象期間の1年以内に、母屋の修繕が済めば良いですが、見通しの立たない状況の中、とりあえず仮住まい先で安全と電気の確保はできて来そうです。


この制度を利用する住民の方は、「温かいお湯が出る」「雨漏りがしない」「安心して寝られる」ということで子供の為にも、すぐに移り住みたいと話していました。


ゴルフ練習場鉄骨倒壊はしばらくそのまま?

すぐに撤去できない理由として、まだ補償について話し合い中ということ以外にも理由があります。

・撤去の際に二次被害等が発生した場合の責任は誰がとるのか

・ゴルフ練習場側に不備はなかったのかを調べるため、状況確認としてそのままにしている


というのです。長引く現状のまま、住民の方は住み続けなければならいのでしょうか。

せめて仮住まいの補助は早急に対応してあげてほしいものです。


9月22日追記:ようやく鉄柱の撤去解体業者が決まり、視察に訪れていました。

各家を周り現状確認と写真撮影、ドローンを使用しての全体の把握などを1時間ほど行なったそうです。


住民の方によると、屋根に鉄柱が倒れてきた家は日々少しずつめり込み出している。いつ倒壊するかもわからないから早く対処して欲しいが、ようやく一歩前に進んでよかったと話していました。


台風被害千葉ゴルフ練習場の【火災保険で直して】をわかりやすく解説まとめ

ゴルフ練習場側が「全部補償する」から一変「自然災害だから補償はしない。各自の火災保険で直して」と住民に通告したことでトラブルが起こっていました。


撤去の時期や行政の対応についても後手後手に回っているようで、責任を負いたくないとたらい回しにされているような状況です。

1日も早く、住む場所の補償と心のケアを手厚くしてあげてほしいです。


千葉県全体で台風15号の被害を受けた住宅は1万1773棟にも及ぶそうです。

電力格差が生まれている状況下なので、実際の被害数はもっとあるものと思われますが鉄柱被害者さん及び千葉県全体の台風被害の早い復旧を願います。


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