2021年7月25日に、予約がキャンセルされ廃棄寸前の弁当78食を、広島カープの選手たちが買い取ったというニュース。
カープナインたちの美談として、廃棄ロスを防いで店側を救ったと報じられています。
しかし、冷静に考えると、キャンセルされた原因が店側にあるようで、賛否両論状態なんです。
一体、どういうことなのか調べてみました。
カープナインが弁当78食を購入した経緯
報道によると、球場近くにある弁当店へ土生翔平スコアラーが昼食に出向きました。
よく行く馴染みの店らしいですよ。
そこで、店主から78食の弁当がキャンセルされて困っていると相談されたそうなんです。
土生翔平スコアラーが、協力したいと岩本貴裕スコアラーに相談して、選手たちにも声をかけたのです。
希望者たちが購入してくれたので、弁当を廃棄することなく店側は助かったという内容でした。
カープナインが購入した弁当がキャンセルされた理由
カープナインの美談で終わるかと思いきや、
このキャンセル理由が…
60代の女性店主によると、約束の時間より20分以上、弁当が出来上がるのが遅れたため、キャンセルされたという。
引用元:中国新聞
だというのです。
よく、忘年会や歓送迎会などのシーズンに、予約したのに来店しないで食品ロスト損害が出たというニュースは聞きますよね。
今回も、そのような事情があったのかと思ったのですが…
20分、予約した客を待たせるという自体は
予約を約束していた指定の時間までに
弁当を提供できなかった
ということですよね。
つまり、予約した人は
何かのイベントや会議など
決められた時間までに
78人分の弁当を会場に用意しなければならなった
わけです。
これができなかったということは、
- 78人が食事ができない
- 別の食事を急遽用意しなければならない
という、一大事なわけです。
予約した人にしてみれば、「どうしてくれるんだ!」って感じですよね…
なぜ、予約時間を20分もオーバーしてしまったのか。
人手不足なのか、トラブルなのか、予約時間を間違えていたのか原因はわかっていませんが。
店側の問題だった場合、ただの美談で済ませるのはどうなのか?
という声がSNSでは上がっていました。
しかし、経緯としては予約された側は災難でしたが、SDGs(持続可能な開発目標)も注目されている中、78食分のお弁当が捨てられずに済んだのは、紛れもなくカープナインのおかげですね。