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ゴーンはなぜレバノンで英雄なの?今後は逃亡を映画化して復讐するって本当?

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カルロス・ゴーン被告はなぜレバノンで英雄扱いを受けているのでしょうか?

今後、逃亡を映画化して復讐の準備をしているとの話ですが、ちょっと見てみたい気もします。

ゴーン氏の復讐計画と海外の反応・レバノンとの関係をわかりやすくまとめてみました。

ゴーンはなぜレバノンに逃亡したのか?

レバノンは、両親の故郷でゴーン氏も幼少期に住んでいた場所です。

友人や頼りになるセレブ仲間がいる為、擁護してくれる人が多いと言われています。

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ここ数年、2番目の妻でレバノンと関係の深いキャロル氏との結婚のおかげで、ゴーン氏はレバノンで生活する時間が増えていた。

2022年の定年退職後はここで人生の最期を迎えたい、と友人たちにも語っていた。
引用:東洋経済

元々余生をレバノンに見据えていたゴーン氏の計画が前倒しになったという感じですね。

ゴーンは逃亡先のレバノンでなぜ英雄扱いなのか?

ゆかりのあるレバノンで、ゴーン氏は歓迎ムードだと海外メディアが報じています。

それはなぜなのでしょうか?

それには、レバノンという国が抱える問題が関係していました。

ゴーン氏とレバノンの関係性は?

  • レバノンは金融破綻の崖っぷち
  • ゴーン氏が国の財政再建を果たしてくれるのではと期待が高まっている
  • レバノンの人口は600万人中100万人以上が難民
  • レバノン国内で成功できる可能性は低い
  • 有能なレバノン人1500万人以上が国外で成功を納めている
  • ゴーン氏は国外移住者の“王”
  • レバノンの富裕層にとっては英雄的存在
  • ゴーン氏はレバノンで教育分野などへの投資行なっている
  • レバノンへの貢献から肖像が切手の図案になるほどの人気
  • 経済が停滞して海外で成功したビジネスマンもほとんどいない。そこに帰還したゴーン氏はレバノンでは英雄

という背景がそもそもあったのです。

「ゴーン氏が日本を脱出したことに不満を持つレバノン人には1人として出会っていない。

彼が日本の司法にいかに恥辱を与えられたか、大半のレバノン人は怒りを覚えているのだ」

ベイルートで活動するレバノン人弁護士談

引用:東洋経済

レバノン市民の声

友人①「新年に訪れた奇跡だ」と歓迎し、「彼はいま、適切な保護下にある」

友人②「彼はレバノンだけではなく、日仏にとって偉大な経営者。母国で無実を証明すればいい」

引用:東京新聞

近くの商店を所有する50代の男性

大みそかを前にゴーン氏が戻ってきたことはうれしいと語り、

「(日本は)彼を不当に扱った。人は有罪が証明されるまでは無実であり、その逆ではない」と静かな口調で述べた。

引用:AFP BB NEWS

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隣接する建物に住む50代女性

日本でのゴーン被告の扱いには衝撃を受けたという。

女性は、「彼にこんな扱いをすべきではない」と語り、

「隣人の私たちは、彼に大きな敬意を持っている。レバノン人にとって、彼は成功の最たる模範だ」と語った。

引用:AFP BB NEWS

ゴーン氏は、日産を立て直し、富を築いた成功者としてレバノン国民から絶大なる人気があるということがわかりますね。

ゴーンのレバノンでの今後は日本への復讐と映画化?

友人が、レバノンでのゴーン氏の構想を語っていました。

「ゴーン氏は、この地域で最も有名な新聞社、ロリアン・ル・ジュールを買収しようとし、レバノンの国を救うようなシンクタンクを設立しようと考えていた」

レバノンの窮地を救った英雄として、さらなる支持を集めた時、日本からの逃亡劇も美談として語り継がれる。

そして、映画化をすることで、いかに日本が悪者かということを、世界に知らしめる。

これがゴーン氏の復讐ではないかと言われています。

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アメリカのニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、逃亡直前にハリウッドの映画プロデューサーと映画の構想を相談していたと報じたのです。

映画は日本の司法制度を告発するもので、「自身が受けた不当な投獄と無実を証明するための戦い」といった内容を、ゴーン被告がプロデューサーに提案した。

映画を作ることで、人々が自分に対して同情的になってくれるかどうかを気にしていたという。

引用:ニューヨーク・タイムズ(電子版)

友人のレバノン人デザイナーのメイ・ダウック氏の自宅で2019年12月31日に新年を迎えるのパーティーがありました。

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ここにキャロル夫人と出席したゴーン氏は「戦う準備はできている」と発言したと東洋新聞が報じました。

  • 友人にゴーン氏の状況に関する本を執筆させた
  • この本をベースに映画化をする
  • 映画の制作に出資する計画をも明らかにした
  • 生涯にわたって日本の司法制度を批判していく準備はできている

パーティーに同席した友人によると、ゴーン氏は「自身を守る次の戦いに向け燃えている」と語ったそうです。

ゴーンの海外での反応は?

ゴーン氏は、現在フランスでも「ベルサイユ宮殿での自身の結婚式費用に会社の金を流用した問題」などの3つの事件での捜査中です。

2019年12月31日の「ル・モンド」紙によると、逃亡先にレバノンを選んだ理由は、フランスの司法当局からの追求を免れる目的もあったのでは?と指摘しています。

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では、フランス市民の反応はどうなのでしょうか?

「フィガロ」紙が行なったアンケートによると

「ゴーン氏が日本から逃げたのは正しかったか」

(1月2日現在)
8万3000を超える回答の内、「イエス」が78.3%、「ノー」が21.61%

390件以上のコメントが寄せられ
大多数が日本の司法制度を理由に、ゴーン氏の逃亡への理解を示し、支持している

「ル・ポワン」紙でも同様のアンケートが行われました。

「ゴーン氏が日本から逃げたのは正しかったか」

(1月2日現在)

2万788回答の内「イエス」が66.2%、「ノー」が33.8%

海外からの反応を見ても、ゴーン氏の問題よりも日本での司法の対応への批判の方が高いように思います。

レバノンを救う為、日本の不当な対応から逃亡した英雄というゴーン氏の描いた筋書き通りに行くのか?

今後のゴーン氏の身柄や映画化など注目ですね。