麻生太郎氏の戦国時代前から続く家系図は、まさに華麗なる一族です。
妹の信子さんが皇族に嫁いだり、祖父は総理大臣と親戚もすごいんです。
祖先は大久保利通氏と、家族・家系か政治家と皇族だらけ…
今回は、麻生太郎氏の家系図を元に祖先や親戚などをご紹介します。
麻生太郎・信子さま・麻生財閥・吉田茂の家系図
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麻生太郎氏の家系図は、氏族「麻生氏(あそうし)」まで遡ります。
氏族(しぞく)とは、同じ祖先から出た豪族の一門。古代日本では、多くの家族から成り、長が統率した、社会構成の単位となるまとまり。
1190年頃の建久5年から始まり、室町幕府時代には、より勢力を広めていったようです。
戦国時代の祖先の麻生家氏は、豊臣秀吉に従っていたという人物もいます。
家系図を見ると、妹の信子さんが皇族へ嫁いでいるので、皇室とも血縁関係が生まれています。
吉田茂氏の家系図にも繋がっています。
安倍昭恵と麻生太郎は兄弟?
また家系図上では、遠い親戚には安倍晋三元総理もいることもわかります。
安倍晋三氏の妻・安倍昭恵さんと、麻生太郎氏は兄弟なの?という噂があったようですが、遠い親戚関係になったということのようです。

では、麻生太郎氏に近い親戚や家族の偉人たちをご紹介します。
麻生太郎氏は、元オリンピック選手でもあり、内閣総理大臣でもあった経歴を持っています。
まずは、麻生太郎氏自身のこれまでの経歴を簡単にご紹介します。
麻生太郎の経歴

- 学習院大学政治経済学部卒業
- 麻生産業に入社し、麻生セメント(現、株式会社麻生)の社長就任
- 日本青年会議所の会頭
- 1976年モントリオールオリンピッククレー射撃日本代表
- 1979年衆議院選挙に初当選
- 副総理/財務大臣
- 内閣府特命担当大臣(金融)
- デフレ脱却担当大臣
- 第92代内閣総理大臣
- 第23代自由民主党総裁&
- 自民党幹事長
- 外務大臣
- 総務大臣
麻生太郎氏本人の経歴も華麗なものですが、親族も負けていません。
麻生太郎の家系図から華麗なる一族を紹介
麻生太郎の妹・信子さまが皇族へ嫁ぐ
妹の信子さんは、まだ16歳の高校生の時に当時、26歳の寬仁親王から求婚されました。
三笠宮寛仁親王は「ヒゲの殿下」という愛称で親しまれていました。
大正天皇の孫で、昭和天皇の甥に当たりますので、宮家へ嫁いだとうことですね。
求婚された時はまだ、若すぎるということで、8年後に婚約をされました。
1980年11月に結婚され、寛仁親王妃信子さまとなったのです。
つまり、三笠宮寛仁親王は麻生太郎氏の義理の弟になったということですね。
麻生太郎の祖父は吉田茂総理大臣
麻生太郎氏の母方の祖父は、第45・48・49・50・51代内閣総理大臣の吉田茂氏です。
教科書にも出てくる「サンフランシスコ平和条約」や「日米安全保障条約」を締結した人物です。
スタンフォード大学に留学中の麻生太郎氏に、「アメリカなまりの英語ではだめだ」と言って、ロンドン大学に留学しなおさせたエピソードがあります。
麻生太郎の祖先は高祖父が大久保利通
祖父の吉田茂の妻の家系を辿ると、大久保利通氏がいます。
薩摩藩士で、西郷隆盛、木戸孝允と並んで「維新の三傑」と称されている人物です。
「るろうに剣心」にも登場していますね。
初代内務卿(実質上の明治時代の首相)で、幕末から明治の偉人として有名ですね。
麻生太郎の妻・千賀子は総理大臣の娘(皇族ではない)
華麗なる血筋を持つ麻生太郎氏ですが、妻の千賀子さんも華麗なる一族です。
妻の千賀子さんは、第70代内閣総理大臣の鈴木善幸氏の三女です。
麻生太郎氏より10歳年下で、鈴木善幸氏が若手議員を招いた懇談会の席で知り合ったそうです。
1983年に結婚し、2人の子供に恵まれています。

1990年代より、建設資材を扱う麻生商事、土木業を営む麻生フオームクリート、保険代理店を展開する麻生興産の取締役に就任しました。

義の弟である麻生泰氏が経営する「麻生」の取締役にも就任しました。
「麻生」は、「麻生興産」など麻生グループ全体を統括する会社です。
「即位礼正殿の義」では、安倍晋三首相の嫁の安倍昭恵さんとは対象的に、品格のある服装でした。
さすが、名家出身です。

麻生太郎の家系⑤学校や会社を創設している親族たち
妻や弟が取締役を務める会社「麻生」は、セメント事業など幅広く事業を展開しています。

麻生太郎氏が、大学を卒業して就職した実家の麻生産業も「株式会社麻生」の初期の中核企業です。
さらに、麻生太郎氏が通った小学校の「学校法人麻生塾」は、父親の麻生太賀吉氏が創設した学校です。
そもそもの始まりは、曾祖父の麻生太吉氏が明治時代に飯塚市で始めた「麻生炭鉱」でした。
そこから発展して、「セメント事業」「専門学校運営」「病院経営」「医療廃棄物処理」など幅広い事業を手掛けています。
政治と事業の両輪の家系の御曹司という事ですね。


