安倍晋三首相が2020年8月28日に、任期満了を前に辞任の意向を表明しました。
気になる理由は、持病の悪化による体調不良の可能性が高いと言われています。
体調不良病名は、「潰瘍性大腸炎」ではないかとのことです。
さらに、「潰瘍性大腸炎」は悪化すると大腸ガンのリスクも高い病気だそうです。
安倍晋三首相の持病である「潰瘍性大腸炎」の症状と病気についてまとめました。
安倍晋三の体調不良の病名は潰瘍性大腸炎が再発
安倍晋三首相は2007年9月に、第1次政権の任期途中で辞任しています。
この時の理由が、潰瘍性大腸炎でした。
安倍晋三首相は、この病気を17歳で発症したそうです。
それから持病の潰瘍性大腸炎と付き合いながら、任務に当たっていました。
そして2020年8月28日に、約1年の任期を残して辞任の意向となったのです。
潰瘍性大腸炎とは、根治する病気ではなく薬で症状を抑えていたそうです。
ストレスが天敵とも言われる病気で、持病の悪化の可能性が高いと言われています。
薬の効果が効きづらくなっていたのではと、政治ジャーナリストの田崎史郎氏が2020年8月27日放送の「とくダネ!」で話していました。
2020年8月28日の安倍総理の会見にて、2020年6月の検診にて潰瘍性大腸炎の再発が発覚。
投薬治療を続けてきたが、日々体調が悪化してきたとのこと。
安倍晋三の持病の潰瘍性大腸炎とはどんな症状?
「潰瘍性大腸炎」とは、どのような病気なのでしょうか?
- 大腸に炎症が起き大腸の粘膜が傷つき、ただれたり潰瘍ができる
- 腹痛や下痢、血便などが主な症状
- 日本での患者数は推定約22万人以上
- 欧米で多い病気
- 発症原因は分かっていない
- 食生活の欧米化や遺伝子などが考えられるが解明されていない
- 完治は難しい
- 国の難病に指定されている
完治が難しいそうですが、生命には直接関わらないそうです。
しかし、1日に何度もトイレに行くなど、生活に支障が生じる人もいるとのことです。
主な症状
- 腹痛
- 粘膜便
- 下痢
- 貧血
- 発熱
- 体重減
参照元:日本経済新聞
20~30歳代に発症する人が多いそうですが、中高年や子どもでも発症する場合もあるそうです。
軽症の人がほとんどで、通院治療で薬で症状を抑える治療法が主流だそうです。
安倍晋三の潰瘍性大腸炎は重症?大腸ガンの可能性は?
もし、退任理由が持病の潰瘍性大腸炎だった場合、総理大臣を辞任するほどの安倍総理の症状は重症の可能性があります。
潰瘍性大腸炎は重症の場合、大腸を摘出する手術をすることも検討されるそうです。
大腸をすべて切り取り、小腸の一部を袋状にして肛門に縫い合わせる方法などがある。これで便をためることができる。このほか、健康な人の便から取った腸内細菌を患者に移植する「便移植」なども研究が進んでいる。
潰瘍性大腸炎を長く患っていると、大腸がんになることもある。発症後10年を過ぎるとリスクが徐々に上がるという。大腸の粘膜で炎症が続くため、がんができやすいと考えられる。
引用元:日本経済新聞
大腸がんになりやすいということですので、17歳から発症しているので潰瘍性大腸炎を患って、47年ほどですのでリスクは非常に高いと言えるのではないでしょうか。




