元総理大臣の安倍晋三氏が、逮捕秒読みなどと言われていますね。
なぜ逮捕されるかもしれないのか…
「桜を見る会」のニュースも見るけど、いまいちよくわからない…
今回は、安倍晋三元首相が逮捕される可能性がある理由について、わかりやすくご紹介します。
安倍晋三の「桜を見る会」の問題とは?
そもそも、「桜を見る会」の何が問題になっているのでしょうか。
内閣総理大臣が主催し、4月中旬頃に新宿御苑で行われています。
目的は「各界で功績、功労のあった人を招いて慰労するため」です。
招待された芸能人やスポーツ選手、科学者などがよくテレビに映っていましたよね。
今、問題になっているポイントは、「桜を見る会」の前日の夜に開催された『懇親会』の費用についてです。
他にも問題はあるのですが…
簡単に問題の争点をまとめると、こんな感じです。
- 「桜を見る会」の前日夜の懇親会が、会費5000円以上のもてなしをしている
- その費用はどうしているのか?→割引サービスだと言い張っていた
- 招待客名簿を見せろと野党が言った1時間後に、シュレッターにかけた(証拠隠滅?)
- 安倍後援会の収支報告書に費用は一切記載なかった
- 後になって、会費で足りない分は、安倍晋三氏が補填していたことを認めた
ざっくり言うと、こんな感じの流れのようです。
要するに安倍晋三氏の最初の発言では、「費用は会費で全てまかなえている」と言っていたのです。
それが後出しで、安倍晋三氏が補填していたことを認めたのです。
お金出したのに、収支報告書に書いてないの??
おかしくない??
それって、公職選挙法と政治資金規制法違反なんじゃないの?
と、疑惑が浮上しているのです。
- 「桜を見る会」の前夜祭
- 2014年から2019年の5年間
- 総額の費用が2000万円
- その内安倍氏が800万補填していた
さらに総理大臣が招待客を決めるのところ、嫁の安倍昭恵さんの関与した人選が多いと指摘されています。
安倍夫妻が、公的行事を私物化しているのではと追求されています。
選挙に有利になるようにとか、人脈作りとか…
しかも、反社会的組織の人も居たのではとも言われています。
招待客の選出の基準や、お金の出どころ、目的など、不明瞭な点が多いのです。
さらに話が二転三転する、安倍晋三氏の発言も不信感を呼んでいます。
安倍晋三は逮捕の可能性がある?
野党から、追求されているだけではありません。
2020年12月3日に、東京地検特捜部が、安倍晋三氏に任意の事情聴取を要請したと報じられました。
安倍晋三氏の公設第1秘書が、後援会の収支報告書に「懇親会の収支」を記載しなかったのではないか?
これが、政治資金規正法違反の疑いに当たるとして捜査を進めている
安倍晋三氏は、報道があった12月3日の午後に記者団から「事情聴取の要請があったのか」と言う質問されていました。
これにに対し、「聞いていない」と報道内容は認めていません。
秘書に、安倍晋三氏が指示を出していたのか。
秘書が勝手にやったのか。
これから、色々事実確認をしていかなければなりません。
安倍晋三氏の証言によっては、逮捕される可能性もありますが、少し先の話だと思われます。

