なかなか話が弾まなかったり、何を話したら良いのかネタに困ったり…
会話にストレスを感じることもありますよね。
いつも盛り上げてくれる人の話って、面白いですし聞いていて楽しいですよね。
あなたの話しを「面白い!」に変える方法は、共感とオチとギャップだそうです。
面白い話し方ができるようになる、コツと構成、会話の返し方をまとめました。
あなたの話し方を「面白い」に変える方法は?
話し方を面白くするには、いくつかのポイントがあります。
でも、いきなり全部を取り入れて話すなんて難しいですからね。
できそうなところから、意識してみましょう。
面白い話し方のポイントがこちらです。
- 共感してもらえるエピソード
- キンカンの法則
- オノマトペを盛り込む
- 例えツッコミを入れる
- オチをつける
- 相手のハードルを上げない
この中で、今すぐにでもできるのが『相手のハードルを上げない』です。
「ねぇねぇ、面白い話があるんだけど!」
から始めてはいけません。
相手の期待値が上がってしまうと、面白い話でも、相手次第でつまらなく感じてしまいます。
そして、決して「自慢話」になってはいけません。
もうそれだけで、つまらない話になってしまいますからね。
では、話し方が面白くなるコツを詳しくご紹介しますね。
話し方が「面白い」になるコツと構成
話を面白くするコツは、話しの構成を意識してみましょう。
- 共感してもらえるエピソードを選ぶ
- キンカンの法則を使って「緊張」からの「緩和」
- オノマトペを盛り込んで情景をイメージさせる
- 例えツッコミを入れて「わかるぅ〜」を作る
- オチで笑うポイントを明確にする
自然な話の流れを作っていけると、話にメリハリがついて聞き手が惹きつけられます。
だらだら話して、結局何が言いたいの?という状態が一番よくありません。
では、どのようにすれば良いのか説明しますね。
共感してもらえるエピソードを選ぶ
会話が盛り上がる瞬間というのは、共感されて「そうそう!」「わかるわかる!」「そう思ってた」という時です。
相手が別に、興味ないしと思った瞬間、あなたの話に期待することなく、聞き流されてしまうでしょう。
相手が興味を持ちそうな共通の話題を探してみたり、一般的に同調しやすいネタを選ぶと良いですね。
キンカンの法則を使って「緊張」からの「緩和」
『キンカンの法則』というものがあります。
「緊張」から「緩和」になるように話すと、人が惹きつけられるというものです。
「きんちょう」の「キン」と
「かんわ」の「カン」で「キンカン」です。
具体的にいうと、怖い話がわかりやすいです。
残業で遅くなって夜道を横断していたら
車のヘッドライトがどんどんすごいスピードで近づいてきて
「やばいひかれる!もう死んだ」と思ったんだよね。
吹っ飛ばされることもなく、車が体をすり抜けて行ったの!
超怖かったんだけど、振り返って車を見たら
バイクが2台通り過ぎただけだった笑
最初は「え?え?どうなるの?」とか「なんか怖い」とか恐怖心とか不安を抱かせて、相手を緊張させます。
そこからの、「チャンチャン」というオチがあって、緊張がほぐれて緩和が訪れたときに、その高低差からの脱力感が笑いにつながるそうです。
オノマトペを盛り込んで情景をイメージさせる
「オノマトペ」というのは、擬音語とか擬態語のことです。
先程の例では、「どんどん」がそうですね。
- ぎゃあぎゃあ
- ぷくぷく
- じめ〜っと
- ガンガン
- コツン コツン
情景が浮かびやすくなって、話がよりリアルに聞こえたりする効果があります。
さらに、
「ガンガンガンガンガンって夜中にドアを叩く音がして」
と、声のボリュームをあげたり、ジェスチャーを盛り込むと、話に抑揚がついて、それをみている人が、面白く感じる効果もあります。
芸人さんのコントとかトークを思い浮かべると、わかりやすいですね。
例えツッコミを入れて「わかるぅ〜」を作る
例えツッコミも、芸人さんがよく使うテクニックですよね。
あえて、違うものに例えて共感ポイントを作って行ったり、相手にリアクションさせることでさらに盛り上がります。
ここで小笑いを掴んで、オチに持っていくというのも効果的です。
オチで笑うポイントを明確にする
話が面白くない人には共通点があります。
それは、「オチがない」ということです。
今の話は、結局何が言いたいの?何の話?
と要点が分かりずらいことが原因です。
相手につまらないと感じさせてしまっては、もう会話したくないとか、時間の無駄と思われてしまっては辛いですよね。
オチが際立つように、スタートからオチ前までは、「前フリ」なのです。
会話の面白い返し方
話をする以外にも、軽めの会話のキャッチボールでも面白い返ができたら、場も和みますし人気者になれたりしますよね。
会話の面白い返し方のコツは、相手の想像と逆を言う
ことです。
気持ちの良い裏切りというやつですね。
「今日○○君の奢りだそうで〜す」
「何でだよ!!!いいけどね」
きっと相手が困ることを期待していたわけです。
しかし、軽く抵抗しながらも、「いいよ」と受け入れちゃうところにギャップを感じて
「いいのかよ」って、フッと笑ってしまうんですね。
しかも、「何この人!めっちゃいい人じゃん」って好感度も上がっちゃって、次もまた話しかけやすくなります。
もう1つ例文をご紹介しますね。
「あれ?髪の色変えたの?」
「そうなの!」
「めちゃくちゃ似合ってるよ!そのピアス笑」
というように、褒めるポイントをずらすと、笑いに変わります。
どっちにしろ相手を褒めているので、悪い気はしないですよね。
プレゼンでの面白い話し方のコツ
プライベートな話以外でも、プレゼンなど仕事での「面白さ」が必要な時もありますよね。
相手の心を掴んで、話に集中してもらうコツもご紹介します。
プライベートでの話し方にも使えますよ。
- 身振り手振りを入れる
- 話のスピードと音量を変えて抑揚をつける
- この話を聞いた後は、こんな状態になっていますとゴールを伝える
- 分かりやすい事例を盛りむ
プレゼンでは、相手の抱える問題点に対する解決策や、相手に与えるメリットが伝わらなければいけないので、プライベートトークとは少し構成が変わってきます。
しかし、話し方に抑揚をつけたり、ジェスチャーを入れることで、相手に飽きさせず、最後まで話を聞いてもらう効果があります。
これは、普段から使えるコツですよね。
資料を見てるだけや、スマホ見ていたり、窓の外を見ている人に、いくら訴えかけても、右から左へ会話は流れてしまいます。
しっかり、あなたに集中してもらいましょう。
話し方が面白くなるためのオススメの本
面白い話し方を身につけたい人には、芸人さんを参考にするのが分かりやすいと言われています。
掴みとオチを常に考えている芸人さんが、発想で話を構成しているのか興味が湧きますね。
お笑い芸人に学ぶ ウケる!トーク術 昨日起こった出来事を面白く話す方法
他にも、こんな書籍が人気です。
「おもしろい人」の会話の公式 気のきいた一言がパッと出てくる!
電子書籍版もあるにで、いますぐに読むことも可能です。
面白い話ができるようになると、コミュニケーションの質も上がっていきますよね。
いつも会話の中心でなかったとしても、話しかけられた時に、とっさに面白い返ができたら相手とも良い付き合いができそうですよね。