耐えられないほどの、猛烈に暑い夏の日に表現される「酷暑」
特に2021年は、オリンピック選手たちや試合にも影響が出るほどの暑さです。
一体、酷暑な日々はいつまで続くのでしょうか調べてみました。
また、酷暑日とは猛暑日とはどう違うのか?何度からを「酷暑」というのかなどもご紹介します。
酷暑日はいつまで続くの?
梅雨が明けて、一気に暑くなってきましたよね。
2021年7月20日以降、猛暑日が続き、体に影響が出るほどの厳しすぎる暑さとなっています。
熱中症など命の危険もある、「酷暑」
いつまで続くのか、全国の「週間天気」を見ると(tenki.jp)
台風8号の影響により、7月27日からから29日頃までは、雨や曇りの予報で気温は30度ほどです。
北陸と近畿、東海、中国、九州地方は、7月30日から8月8日まで35度前後の日が続いていました。
沖縄地方の2週間天気予報が、30度前後でしたので本土の方が暑さは厳しいようです。
さらに、酷暑のピークも調べてみました。
特に2週目(7月31日~8月6日)は北海道から九州にかけて平均気温が平年より高い確率が高く、暑さのピークが予想されます。平年でも1年で一番気温の上がりやすい時期ですが、それを上回る暑さとなるでしょう。
引用元:tenki.jp
ちょうど、オリンピック開催期間中が、最も暑く平年以上という厳しさとのことです。
熱中症に気をつけましょう。
酷暑日とは猛暑日とはどう違うの?何度から?
酷暑日と同じように使われる、猛暑日。
これらは、どう違うのでしょうか?
- 「猛暑日」気象庁が2007年に定めた天気用語
- 「酷暑日」暑い日を表す俗語
「猛暑日」という呼び方が誕生するまでは、暑い日のことを「酷暑日」と表現していたそうです。
「酷暑日」は何度からという設定はなく、気温に関係なく暑いと感じる日に使われていました。
しかし、気温35度を超える日が増えてきたことから、2007年に気象庁が35度を超えた日を「猛暑日」と定義付けたんです。
ちなみに、20度以上を「真夏日」と呼んでいましたが、近年の日本は30度以上が当たり前になってしまったので、「真夏日」を使う頻度は減ったのです。
酷暑日の対策と過ごし方
酷暑日は、猛暑日も含みますので、熱中症対策が必要です。
昼間に限らず、夜も寝苦しくなるので、水分補給やエアコンの温度調整は必須です。
外出時は、帽子や飲み物、日傘は用意したほうがいいですね。
また、適度に日陰や屋内で休憩をすることも大切です。
オリンピックでは、暑さに慣れていない海外選手達から悲鳴が上がっており、試合時間や休憩時間を検討したり、競技によって独自ルールを設けるなどもしているほどです。
熱中症の症状も覚えておきましょう。
- 筋肉が突っ張る
- けいれん
- 頭痛
- 吐き気
- めまい
- 疲労感
これらを感じたら、屋外の場合はすぐに日陰に入りましょう。
室内でも熱中症になります。エアコンの効いた涼しい場所に移動しましょう。
そして、服を緩めて足を高くします。
水分と塩分をすぐに補給できる、スポーツドリンクなどを飲むと効果的です。
脇や足の付け根などを、保冷剤などを使って体を冷やすのも大事です。
40度近い発熱や意識がない場合は、救急車を呼んで急いで病院で処置を受けましょう。
こうなる前に、予防対策はしっかりしていきましょうね。